特別区の受験を予定しているとのこと。
さて、正直な話、書いてもらった作文を読むと、どこから手をつけたら良いのか悩む状況。
社会人歴丸７年、現在８年目であることが、特別区を受けるための資格なのだけど、
事務職８年目の文章レベルでは、ないよなぁ
とりあえず、作文の書き方の本を至急買ってくるように指示
ちょいちょい修正するレベルでもないから、
「とにかく出来るだけ書いてみること。もうネタは何でもいいから、
今日一日の出来事を書いてくれ」、と提案してみました
それでは、思いつくところから赤ペン入れ。
もう、ツッコミどころ満載なので、気付いたとこから添削することに。
以下、作文添削
本日５月２７日の売上４２千円。予算４２千円に対し＋２千円の着地。
予算４０千円の間違い？
午後１４時までに２０千円の売上をつくったことが予算達成の最大の要因であると考えられる。月曜日は、曜日まわりでは一番売上がとりにくい日であることから、予算達成のためには開店から１４時までの間にいかに売上をつくるかが大きなポイント。
←なぜポイントなの？原因と対策が不明。「月曜日は他の曜日に比べ、最も過去平均売上が低い曜日である」ことが理由であるとして、なぜその対策が開店から14時までに、になるの？その対策は月曜日特有なの？
月曜日が他の曜日に比べ過去平均売上が低い理由は、夕方以降の売上が他の曜日に比べ低いためである。月曜夕方以降の客足が著しく落ちる背景には、○○が考えられる。よって、14時までに売上を確保することが肝要である、とかなら分かるけど。
しかし、10時の開店から11時までの1時間の間で売上がゼロという日もあり、午前中に大きな売上が見込めないという側面がある。
なぜゼロの日が過去にある＝午前中に大きな売上が見込めない側面という図式が成立するの？
また明日から週末にかけて、雨の予報が出ており客数の減少も想定され、今日のように予算を達成することが難しい状況にある。
なぜ、突然明日の話に？月曜の計画、実行、評価、改善はどこに？
そのため以下の点を調べ、最適な販促策をうっていく。①時間帯②天気③年代という３つの視点から客数の変化を調査し客層や売れ時をつかんでいく。時間帯については、①開店から１４時②１４時から１８時③１８時から閉店の３つの時間帯での変化を。天気は雨が降ったときや気温が前日から何度下がるとどれほど客数に変化が生じるのかを。年代については、５０代・６０代といった形でおおまかに記録し積み上げていく。今まではこうしたデータはアバウトに語っており、明確な数字で把握できていないのが現状であった。そのためこういった数字・データを知り、どの年代をターゲットに、どのカテゴリーの商品を、どの時間帯で売り込んでいけばいいのか仮説・検証を実行し予算達成を図る。
そして、最後に突然、想定の話が、、、。この想定はいつの話？
月曜特有の話から始まり、意味不明な図式が登場して、突然明日の話になり、最後に仮定の話ってどういう流れ？
そもそもお客様の目線が完全に欠落している。顧客の志向を全く汲み取る意識がない。機械のように売上を立てることのみを目的としていると感じる。顧客のニーズに対する考察がゼロなのはありえない。
と、まぁこんな感じで添削してみたけれど、う～ん、先が見えない。。。
こんな感じで私が添削していって、効果出るだろうか
。。。