う~ん、こんな感じでいいのだろうか。。。
クリティカルにダメなのは、顧客志向が完全に抜け落ちていることだと思う。
ただ、主観的に感じたことを書き連ねているだけだなぁ。
以下、添削です。
どこに?
新宿高島屋、伊勢丹の2店舗のデパ地下を視察。
なぜそこにしたの?
売り場が新しいため。
何比で新しいの?そもそも売り場の何が新しいの?
デパ地下の最先端を見られると感じたため。
最先端って何?デパ地下って技術革新するの?PCみたいに世代が明確に分けられてるの?デパ地下2.0みたいなのがあるの?
どうかんじたの?
清潔感がある。スタッフの身なりも含め、どの売り場もきれい。(建物自体が新しいということもあるが、売り場を清潔に保つという意識が高いと感じられた。)
表現が抽象的すぎる。自分の印象を人に伝えるときは、出来る限り具体的な事例を用いること。主観に基づく感覚は人によって違う。なぜ清潔感を感じたの?なぜ綺麗だと感じたの?なぜ意識が高いと感じたの?
常にそう感じた理由・背景を考えること。
上記は、小学生レベルで単に印象を述べただけ。ビジネスで視察したんでしょ?
その点、自社の売り場は、古いということを差し引いても汚い。(清潔感がない。売り場のケースに使用感があるのは仕方がないが、長年の汚れがこびりついており汚れが目に付く。仕方ないのに汚れが目に付くって矛盾しています。その汚れがクリティカルにアウトなのであれば、仕方ないという結論は導けない。このままだとお客様に衛生管理の面で不信感を与えてしまう。ここのお店で買って大丈夫かといったこと。)
清潔感、スタッフの身なりの比較はどこへいったの?文章の連続性が欠落している。前段と対比になっていない。
ちがいは?
新宿は土地柄客層が幅広い、自社売り場と違い若年層が多い。
明るさがある。(店内全体の照明は抑えめであるが、各売り場ディスプレイの照明が明るく商品が映える。)情景が浮かばない。素人の公務員にもイメージがすぐに浮かぶように記述すること。
天井が高いため開放感がある。(自社売り場は天井が低く圧迫感・閉塞感がある。)
物理的な違いは小学生でも書ける。
最も大事なことはお客様にとっての違い。お客様にとって何が違うの?明るいから何なの?開放感があるから何なの?
使える点は?
①
笑顔。無表情のままだと売り場に近寄りがたい雰囲気が出てしまう。今までも意識はしていたが、より一層笑顔で気持ちの良い接客を心掛ける。
笑顔の話が突然出てきた。第一に笑顔がでるなら、何故、上記に笑顔の話がないの?そもそもなぜ突然笑顔?そう感じるシチュエーションがあったの?
②
身だしなみ。売り場だけでなくスタッフ自身にも清潔感がなければ、折角よい売り場・よい商品があってもお客様に悪い印象を与えてしまう。作業着が汚れていないか・きちんとクリーニングされているか、ネクタイは曲がっていないか、爪はきちんと切ってあるかといった基本的なことをスタッフ間でチェックしあう。
自社のマニュアルに書いてあることをわざわざ書かなくていい。今日、高島屋伊勢丹で身だしなみに関する出来事が何なのか分からない。なぜ、本日の視察を踏まえて、身だしなみに至ったの?
③
清掃。上記の通り、売り場の清掃がきちんとできていない。そもそも清掃がルール化されていない。これは自分も含めスタッフの清掃への意識が低いということ。営業時間での作業は、お客様の目に付くため開店前に清掃時間を設ける。開店前は陳列・揚げものの作業があり時間がないという現状があるが、工程を見直し解決を図る。
これは唯一今日の視察を踏まえての話になっている。今日、どこで、どのように、清掃の大事さを確認したから、というエピソードがあれば尚よし。
以上の点を明日から早速実行し(特に清掃)、今まで以上にお客様に安心してお買い物して頂ける売り場をつくる。
またしてもお客様のニーズに関する視点が欠落している。
お客様は、百貨店のデパ地下に笑顔と身だしなみと清掃を見にきてるの?それがニーズ?