幸せになる勇気 | 負け犬以上、勝ち犬未満。リターンズ 

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5年以上のブランクを経て帰ってきました。26歳で始めたブログですが、もはやアラフォー。   タイトルに時代を感じますが、敢えてこのままで。結婚も離婚も経験してますます怖いもの無し。

 

 

これ、とても良かった。

ベストセラーになった幸せになる勇気より

こっちの方がす〜っと入った。

 

覚書↓

 

 

人は誰でも今この瞬間から幸せになれる

 

物語によって世界を説明する=宗教

 

哲学は物語を退ける。

主人公がいない抽象概念で世界を説明する

学問というより生きる態度 愛知

永遠に知らない 無知の知

 

課題の分離 自他の課題を切り分ける

 

あなたは他者の期待を満たすために

生きているのではない

他者もあなたの期待を満たすために

生きているのではない

 

見分け方 

その選択によってもたらされる結末を

最終的に引き受けるのは誰なのか

 

カウンセリングは治療ではなく再教育の場

教育の目標は自立

 

人は皆、無力から脱して

より向上したいという欲求

=優越性の追求を抱えて生きる存在

 

教育は介入ではなく自立へ向けた援助

 

知には人間が人間として幸福に生きるための知も含む

 

わたしを知りあなたを知り人間の本性を知り

人間としての在り方を知る=人間知

 

アドラー心理学の目標

行動面

1自立すること

2社会と調和して暮らせること

 

心理面

1わたしには能力がある、という意識

2人々はわたしの仲間である、という意識

 

教育の入り口は尊敬

 

自分が子供たちに尊敬の念を持つ

尊敬なきところに良好な人間関係は生まれない

根源にあるのは人間への尊敬 

ありとあらゆる他者

 

フロム

尊敬とは人間の姿をありのままに見て

その人が唯一無二の存在であることを知る能力

尊敬とはその人がその人らしく

成長発展していけるよう気遣うこと

 

目の前の他者を

変えようとも操作しようともしない

条件をつけるのでなく

ありのままのその人を認める

尊敬=勇気づけの原点

 

respect語源ラテン語respicio 見る

まずありのままのその人を見る

その人がその人であることに価値をおく

その成長や発展を援助する

 

水辺に連れていっても

水を飲ませることはできない

 

無条件の尊敬。

どんな結果が待っていても

最初の1歩を踏み出すのは自分

 

いかなる権力者でも強要できないのが

尊敬と愛

 

尊敬のボールは

自らそれを投げた人にだけ返ってくる

 

共同体感覚=社会を構成する他者への関心

 

 

具体的には他者の関心ごとに関心を寄せる

 

他者の目で見て、他者の耳で聴き、他者の心で感じる

 

我々は誰しも客観的な世界ではなく

自らが意味付けした主観的な世界に生きている

 

わたしがこのひとと同じ種類の心と人生を持っていたら?と考える

=共感

他者に寄り添う時の技術&態度

技術だから身につけられる

対等な存在として接する

 

 

臆病は伝染する、そして勇気も伝染する アドラー

 

自分と他者の言動を見定める時は

そこに隠された「目的」を考える

目的論

 

人間は過去の原因につき動かされる存在ではなく

現在の目的に沿って生きている

 

過去の出来事によって決定される存在ではなく

その出来事に対してどのような意味を与えるかによって

自らの生を決定している

 

自分の人生を決定するのは今ここにいる自分

人間はいつでも自己を決定できる存在

 

 

変化=死そのもの 

新しい自分として生まれ変わる

 

いまを肯定する=不幸だった過去も肯定する

 

いまの自分に満足していない→可能性の中に逃げようとする

 

世界には本当の意味での過去など存在しない

 

誰もがわたしという物語の編集者であり

いまのわたしの正当性を証明すべく

過去を自由自在に書き換えていく

 

過去の膨大の出来事の中から

いまの目的に合致する出来事だけを選択して

意味付けして記憶としている。

それに反する出来事は消去する

 

あなたのいまが過去を決めている

 

人間の可能性を信じるから

過去の悲劇に酔うことを否定する

 

三角柱

悪いあの人 可哀想なわたし これからどうするか

 

最初の2点(悪いあの人&可哀想なわたし)

には語り合うことが存在しないから、聞き流す

 

目の前のあなたしか知りようがない。

過去はない。

 

これからどうするかを選び、考え始める

 

叱ってはいけない、褒めてもいけない

 

それが良くないことだと知らなかった可能性

 

問題行動の背後の心理5段階

 

1称賛の欲求

いい子優等生 目的は褒めてもらうこと

共同体の中で特権的な地位を得ること

いいことをしているのではなく

褒められることをしているだけ

褒められない特別視されないなら意欲を失う

褒めてくれる人がいなければ適切な行動をしない

罰を与える人がいなければ不適切な行動もとる

というライフスタイルを身につけていく

 

2注目喚起

褒められなくてもいいからとにかく目立ってやろう

共同体で特権的地位や確固たる居場所が欲しい

特別なわたしになろうとする

いたずらできないことして振舞うことで注目を集める

 

3権力争い

反抗するか不従順 正面切って

することは、権力争いから降りる

 

4復讐

権力争いしても歯が立たない、勝てない、特権も得られない時に

一度引き下がって復讐を画策する

わたしを認めてくれなかった人、

愛してくれなかった人に

愛の復讐をする

いっそ憎んでくれ!その感情でわたしに注目してくれ!

相手が嫌がることを繰り返す

ストーカー嫌がられることでなんとか繋がろうとする

自傷行為引きこもり

こんな自分になったのはお前のせいだと訴える

→専門家に頼る

 

5無能の証明

自分がいかに無能かをあらゆる手段で証明しようとする

 

全ては所属感という目的に根ざしている

原因を掘るのではなく目的に注目これからどうするかを考える

 

伝えることはコミュニケーションの入り口に過ぎない

暴力=コスト低い安直コミュ手段

声荒げる 机叩く 涙流すも

言葉を煩わしく感じて手っ取り早く屈服させようとする=しかる

 

裁判官を放棄

教育者=カウンセラー 

カウンセリング=再教育

 

変えられないものに執着しないで

変えられるものを直視する

 

自分の理性を使う勇気を持て カント

 

他者の支持を仰がないと

自分の理性を使う決意も勇気も持てない

=未成年 

自らの責任で未成年にとどまっている

 

大人は子供を未成年においておく 

自分の支配下に置くために

自立されることが怖い

対等だと権威が崩れ去ってしまう

冒険を許さず

無難で怪我をしない道を歩かせて

コントロール下におく 

心配ではなく自らの保身

 

リーダーは常に自立という目標を抱えないといけない

 

依存と無責任の地位にクライアントを置かない

 

教師は貢献感の中に幸せを見出す

 

幸福の本質は貢献感

〜のおかげでという言葉を求めない

 

自分で決めていいと教える

自分の人生は、日々の行いは全て

自分で決定するものなのだと教えること

決めるにあたって必要な

知識と経験があればそれを提供すること

 

決断を尊重し決断を援助する

援助の用意があることを伝えて

近過ぎないで援助できる距離で見守る

失敗に終わったとしても

自分の人生を自分で選べる事実を学べる

 

褒めて伸ばすを否定

 

褒める=能力ある人が能力ない人に下す評価

目的は操作

 

独裁リーダーは嫌われずに

国民から熱烈支持の場合もある

理由は苛烈な賞罰があること

褒めや叱られないことを目的として従っている

共同体が法相を目指した競争原理に支配される

他者は敵、油断ならない存在等。

 

 

ライバルと競争=たての関係

する必要はないししてはいけない

協力原理にもどついて運営する=横の関係 

平等 民主主義の心理学

人々は私の仲間である

 

承認欲求の否定

他者の要望に沿って他者の人生を生きることになる

人の期待を満たす人生を選んではならない

 

子供は1人の例外ものなく劣等感を抱えて生きている

=アドラー心理学の大前提

自らの不完全さ経験するから

 

その弱さゆえに共同体を作り

協力関係の中に生きている

単独では生きられないから

弱いから

孤立ほど怖いものはない

身の安全も心の安全も脅かされる

1人で生きられないと本能的に熟知

繋がり強いものを希求

全ての人に共同体感覚が内在し

それが人間のアイデンティティと深く結びついている

 

共同体感覚は身につけるものではなく

掘り起こすもの

 

所属の欲求=最も根本

その他大勢になりたくない

承認には終わりがないので

褒められることを求め続けると

依存の地位に置かれて永遠に求め続け

永遠に満たされることのない生を送る

 

他者からの承認ではなく

自らの意思で自らを承認するしかない

 

私の価値を自らが決定すること

=自立

 

普通であることの勇気

ありのままでいい

特別な存在にならず優れていなくていい

平凡でその他大勢の自分を受け入れる

 

人と違うことに価値を置くのではなく

わたしであることに価値を置く

=本当の個性

 

違いを際立たせるのは他者を欺き自分に嘘をつく生き方

 

あらゆる言動を対人関係の中で考える

必ず向けられる相手がいる

 

叱る=互いの尊敬の毀損行為

怒り叱責は未熟で暴力的コミュニケーション手段

褒めてもいけない

 

10歳でも自立できるし60でもできない人もいる

自立とは精神の問題

 

他者を救って自分が救われようとする

自分を救世主に仕立てて価値を実感しようとする

=メサイヤコンプレックス

 

1人の友人として向き合う

 

3つの人生のタスク

=仕事の関係・交友の関係・愛の関係

行為ではなく関係に注目する

全ての悩みは対人関係の悩みである

 

孤独は関係の中にだけ存在する

喜びもまた対人関係から生まれる

全ての喜びもまた、

対人関係の喜びである という

幸福の定義

 

交友において他者の目で見て他者の目できき他者の心で感じる

 

共同体感覚は交友を通じて掘り起こす

その最初の場が学校

 

与えよさらば与えられん

 

信用と信頼の違い

信用=相手を条件付きで信じる

その人の持つ条件担保を信じている

 

信頼=信じるにあたって一切の条件をつけない

その人自身を信じる

その人を信じる自分、を信じる

自己信頼あっての他者信頼

 

仕事の関係=信用の関係

個人的好悪を問わず関係を結ぶ

 

交友の関係=信頼の関係

この人と交友しなければいけない理由が一つもない

利害もない

あくまでも好きだという内発的な動機によって結ばれる

 

分業=画期的働き方

類稀なる生存戦略

働き、協力し、貢献する

1人では生きていけない 生存レベルで

他者と分業するには相手を信じないといけない

そうじゃないと協力できない

=相互の信用

 

分業

弓矢作り得意な人がそれに専念して

持ち帰った獲物を分けてもらう

誰も自分を犠牲にしていない

純粋な利己心の組み合わせ、追求の結果

一定の経済秩序が保たれる

 

利己を極めると

結果として利他につながっていく

 

利己心追求の先に他者貢献がある

全ての仕事は誰かがやらねばならないことで

それを分担しているだけ

 

人間の価値はどのような仕事に従事するかではなく

それにどのような態度で取り組むかによって決まる

優劣はない。あるとすれば取り組む態度だけ

 

善悪の正義を掲げて酔いしれると

自分以外の価値観を認めることができずに

正義の介入に踏み出す

そのさきは自由を奪われた社会になる

どのような仕事についてもいい。自分も他者も

 

尊敬と信頼は同義

尊敬していない相手を信頼はできない

 

大切なのは何が与えられているかではなく

与えら得たものをどう使うかである

 

どんな相手でも尊敬を寄せて信じることはできる

環境や対象に左右されず決心ひとつでできる

信じる勇気

 

無条件に信じることと鵜呑みにすることは違う

たとえその人が嘘を語っていたとしても

嘘をついてしまうその人ごと信じる

 

信頼とはどこまでも能動的な働きかけ

 

先に信じる。相手が自分を信じようとしなくても。

 

あらゆる争いは私の正義のぶつかり合いによって発生する

唯一の正義も正しさ答えも存在しない

 

相手が自分を信じても信じなくても

それでもあなたを信じ、信じ続ける=無条件

 

新約聖書ルカによる福音書

汝の隣人を汝自らのごとくに愛せよ

自分を愛せないと他者も愛せない

自分を信じることができないと他者も信じられない

 

自己中心的な人は

自分が好きだから自分ばかり見ているのではない

ありのままの自分を受け入れられず

絶え間なき不安にさらされているからこそ

自分にしか関心が向かない

 

人間は永遠に分かり合えない存在だからこそ

信じるしかない

相手の考えていることが全てわかるなど

あり得ないのだから

信じる勇気

 

マザーテレサ

世界平和のために何をすべきですか?

 

家に帰って家族を大切にしてあげてください

 

アドラーも

まず目の前の人に信頼を寄せる

目の前の人と仲間になる

日々の小さな信頼の積み重ねが

国家間の争いさえなくしていく

そこから始めるしかない

まず自分自身が争いから解放される

 

全体の一部である自分が

最初の一歩を踏み出す

 

なんでもない日々が試練であり

いまここの日常に大きな決断を求められている

 

 

愛することをする

愛する技術

 

獲得し所有し征服したいだけなのは落ちる愛

取り憑かれるようなもの

本質は物欲と一緒

 

結ばれた後の関係に注目する

 

能動的な愛の技術 

他者を愛する技術

 

他者から愛されることは難しい

他者を愛することはその何倍も難しい

 

愛とは2人で成し遂げる課題

その技術を学んでいない

 

人生の主語を切り替える

 

幸福とは貢献感

誰かの役に立っていると思えた時に価値を実感できる

 

不可分なる「私たちの幸せ」を築き上げること=愛

利己も利他も退ける

人生の主語が変わるから

わたしからわたしたちへ

幸福なる生を手に入れるために

わたしは消えてなくなるべき

 

自立とはわたしからの脱却・解放

自立とは自己中心性からの脱却

世界と和解し、自分は世界の一部なのだと了解する

 

愛によってわたしから解放され

自立を果たし

本当の意味で世界を受け入れる

 

たった2人から始まったわたしたちが

共同体全体にそして人類全体まで範囲を広げていく

=共同体感覚=愛

 

子供時代は親から愛されないと生きられない

命に直結した生存前略として

親に愛されるためのライフスタイルを選択する

いかに世界の中心に立てるかの模索、

どこまでも自己中心的なライフスタイル

 

自立とは人生への態度、ライフスタイルの問題

誰かのことを愛する決心を固めた時に

子供時代のライフスタイルと決別し真の自立を果たす

他者を愛することによって大人になる

愛は自立、大人になること、だから困難

 

フロム

人は意識の上では愛されないことを恐れているが

本当は無意識の中で愛することを恐れている

愛するとはなんの保証もないのに行動を起こすことであり

こちらが愛せばきっと相手の心にも

愛が生まれるだろうという希望に

全面的に自分を委ねることである

 

相手が自分のことをどう思っているかなど

関係なしにただ愛に身を投げる

愛に担保を求めない

 

人が愛に担保を求めるのは

傷つくに違いない惨めに違いないと半ば確信しているから

=典型的な劣等コンプレックス

自分を愛せていなくて

尊敬できていなくて

信頼できていないから

こんな自分を愛してくれる人がいるはずないと。

 

自らの劣等感を課題を解決しない言い訳に使っている

 

愛すること=課題

相手があなたの愛に応えるか=相手の課題

自分ではコントロールできない 

できるのは課題を分離して

ただ自分が先に愛することだけ

 

こんなわたし、を

愛してくれるかどうかしか見ないのは

自分しか見ていない

自己中心的欲求

それに応えてくれる人がいたら両親だけ

その時代は終わった

世界は母親ではない

 

自分が隠し持つ

子供時代のライフスタイルを直視して

刷新する。

愛してくれる誰かが現れるのを待たない

 

運命の人はいない

それを求めるのは全ての候補者を排除するため

 

出会いを何かしらの関係に発展させるには

一定の勇気が必要

踏み出す勇気をくじかれたら

運命の人という幻想にすがる

ありもしない理想を持ち出して

生きた人間との関わり合いを回避する

=出会いがないと嘆く日の正体

可能性の中に生きて、幸せが向こうからくると思っている

 

愛とは決断

 

結婚とは対象を選ぶことではなく

自らの生き方を選ぶこと

 

究極誰でもいい

我々はいかなる人も愛することができる

運命だと信じることを決意しているだけ

 

誰かを愛することは単なる激しい感情ではない

それは決意であり決断であり約束である

 

運命とは自らの手で作り上げるもの

運命の下僕にならない

運命の主人であらねばならない

運命の人を求めるのではなく

運命と言えるだけの関係を築き上げる

 

目の前のパートナーといまをダンスする

ダンスの軌跡を人は運命と呼ぶ

愛と結婚は2人で踊るダンス

 

そばにいる人の手を取り、

今の自分にできる

精一杯のダンスを踊ってみる

運命はそこから始まる

 

花が好きと言っても水やらず植え替えせず

日光考えなければすぐ枯れる

 

花を好きかもしれないけれど

花を愛してはいない

 

愛はもっと献身的な働きかけ

愛とは信念の行為

 

愛する勇気=幸せになる勇気

 

愛し、自立し、人生を選べ

 

世界はシンプルであり人生もまた同じである

しかしシンプルであり続けることは難しい

最初の一歩より

本当に試されるのは歩み続けることの勇気

 

全ての人間関係は

別れることを前提に成り立つ

別れるために出会う

ただひたすら、

最良の別れに向けて不断の努力を傾ける

 

人間が変わるのにタイムリミットはあるか?

寿命を迎えるその前日までだ

 

愛に踏み出す

 

未来が見えないこと

=未来に無限の可能性があるということ

未来が見えないからこそ運命の主人になれる

 

弟子でも後継者でもない、伴走者

 

 

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