『子供は親を選べない』
結婚を機に、病気の父
や母
を置いて
父に任された仕事もやめようとする頃
弟
がそう言いました。
『家の犠牲になって自分の人生を終わらせたくない。』
とも。
意思疎通の出来ない母
の前で話されたこともあり
私
が巨人だったら
二度と話せぬよう弟を踏みつけて
足をグリグリするところでした![]()
こんなにしてもらって?
同じ親を持つ者として
驚くべき発言でした。
私は普段から
世の中の色んな人たちに対して
割と受け入れは良いほうです。
どんな暴言を吐こう人も
きっとここに至るまでの人間関係、環境など
あらゆる背景があり
悲しい過去や
辛い想いを抱えている方もいらっしゃり
その方の人格や価値観は
なるべくしてなったような場合があります。
自分だってそう。
みんな、自分は正しいと思う方へ進んでいます。
一つの言動で人を判断せず
苦手なら
少々距離をとって
相手の存在を受け入れるほうです。
でも同じ環境で同じ親に育てられ
一緒に育った弟
となると
どこか、そうは考えられない自分
がいました。
きっと同じ環境、同じ親だから
想いはある程度同じはず
私はそう思いこんでいたようです。
弟
は、私
からみれば
母に、一番可愛がられていたけれど
本人は、母との関係の中で苦しみを何度も感じたことがあり、
感謝の気持ちばかりではないと言います。
いいや、
育ててもらっただけで
ありがとう
やろが!
チンピラmakeiko![]()
が出てきそうでした。
先日参加した家族会で
親だから
家族だから
その言葉に潰れそうになっている方と出逢いました。
世の中には
この方のように
親だから介護しないとね。
育ててもらった恩を返さないとね。
という周囲の目や世間の声を素直に背負って
潰れそうに苦しむ方々がたくさんいます。
その方の話を聞き
私
は素直に
たとえ親や家族の介護が必要だとしても、
あなたはあなたを一番大切にするべきだと
心から思いました。
そこで
なんだか
矛盾している自分
に気が付きました。
弟
に
自分の人生、親の犠牲になりたくない
そう言われて
嫌悪感いっぱいになり
お前は人間じゃねぇ![]()
お前はもう家族じゃねぇ![]()
チンピラmakeiko![]()
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が出動し
そして知らぬ間に
家族皆、頑張っているのに
あんなにしてもらったのに
私の持つ親や家族に対する想いや価値観を
彼
に押し付けていました。
彼は私じゃない。
家族だけど
親との関係性や
彼の目にうつる親
彼の感じる親
彼から見える世界は私とは違う。
当たり前だけど
気が付いていませんでした。
自分は正しいといつも思い込んでいたのです。
介護は義務ではない。
私はただ母を助けたくて
出来ることをやっているだけ。
自分で助けたくて出来る範囲でやっている。
自分はそれでいいし、それだけだ。
誰かに何かを押し付けるのは違うな。
そう思えると
相手ばかりを責めて、嫌悪感を増やしていた気持ちが一気に無くなり
彼を自然と受け入れられるようになりました。
好きか嫌いかは分かりませんが
とても心が穏やかになりました。
誰かに嫌な気持ちを持ち続けることは
とても心を蝕むのだと
今の心になってそう実感します。
いつも家族皆が笑顔になれるように探り歩いていた私
の言う家族の中に
弟
は自然と含めていませんでしたが
これからはもっと大きな意味での
家族皆の笑顔を目指していこうと思います。
今日もお読みいただきありがとうございました![]()
