母はこのところ
相変わらず何も食べません。
私自身がお昼を食べる時
必ず母のそばで
『お母さん、一緒にどう?』
『今日はさ
時間なくってデカデカの🍙だけやねー-ん
恥ずかしい。』
『これ、お母さんに教えてもらった金平やでー』
などと話しながら
私の食べる姿を見てもらうと
だいたいは
母、大笑い
『はっはっはっはー--』
とても喜び嬉しそう。
そして楽しそう。
食べ物を指さし
母
『そそそそそそそそそそそそそそそそそ』
それ食べ物?
お昼それだけ?
美味しくなさそうー
もうちょっと丁寧に生きなさいよー
そんな事言ってるのかな??
機嫌が悪くない事を確認し
楽しそうなところに紛れて
母の口にも食べ物を運びますが
ひょいっと避けます
無理やりはしません。
日々それの繰り返し
だから
食べてくれた時の喜びは
格別です。
ですがですが
母が飲み物を必ず飲んでくれるという
驚きの方法を見つけたんです
これまで
飲み物は、
コップの水を
自ら一口飲むことが2度だけありましたが
めちゃめちゃ嬉しかったです!
家族でスタンディングオベーション
それ以外皆無。
食べ物を食してもらう事
に力を入れすぎていて
飲み物は、ついでって感じだったから
気が付かなかったのですが
なんと
口腔スポンジにブドウジュースを含ませて
口に運ぶと
ゆー---くり吸いつき
何度もそれを繰り返すと
100㎖ほどは嫌な顔せず
飲みました
こんな簡単なこと
どうしてこれまで気が付かなったんだ?!
口腔ケアの時
母が口に入れられたスポンジを吸ってしまうので
うまくケアするのは至難の業
毎日格闘してたのに
なんでそれを生かすこと
気が付かなったんだー----?!
これを
続けていって
ある日
スプーンにカレーをのせて
意味性認知症のルーティーンをうまくつかえば
可能性は無限大
食べれるかも!!
また一緒に食べれたりしてー--
夢が広がります!