母が入院して1週間が経ったころ
父![]()
『ぼちぼちお母さん、どうしとうか電話せえへんか?』
私![]()
『え。4日前に問い合わせたとこやで?
嫌がられるよ。』
父![]()
『お母さん、喋れんやろ?
何にも言わんとただされるがままやろ?
周りは要望言える患者やで?
家族も本人も何にも言わんかったら
ほったらかしや。
家族がうるさいくらいで丁度ええよ。』
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夏休み中
子供を優先するため
母を預けたのは私。
決めたのは私。
預かってもらっている身。
休暇頂いてる身。
こんなこと、考えもしなかった。
だから
自分の中ですぐに
『ほんまやな!よし!
』
とは思わなかったけれど
じっくり考えていくと
父の言うことが私の心に沁み渡り
『それもそうだ![]()
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預けた家族としては言いにくいしかなかったけれど
お母さんの口の代わりが出来るのも
私達しかいないんだ。。。』
と思え
問い合わせてみる事に![]()
担当看護師さんは
嫌がらずに母の状況を教えてくれました。
私![]()
『お世話になっております。
母は日中、どう過ごしていますか?』
看護師さん![]()
『車椅子に乗って足を動かすリハビリをしたり
もってきてくれた布を畳んでもらったり
作業してもらっていますよ。』
リハビリ!ありがたい。![]()
布畳む?!
胃瘻時以外に?![]()
『命の布』を渡せば、ひたすら畳む母![]()
家族としては
畳んでる間に栄養注入するための
命をつなぐ為の布。
でも
この布。
ヘルパーさんに見守りを頼んだ際に
注入時以外で
この布を母に渡し
渡された母が、ただただ畳み続ける隣で
ヘルパーさんがテレビを見ていたことがありました。
そんな家族の意図と違った使い方をされていたことを
思い出し
少し不安に![]()
私![]()
『テレビは、つけてもらってますか?』
看護師さん![]()
『テレビは見られていませんよ。』
私![]()
『え![]()
母は自分ではテレビつけられないので
つけていただくよう何度かお願いしているんですが。。。
申し訳ないのですがつけていただけませんか?
消すことも出来ないので
お仕事増やしてしまいますが
』
看護師さん![]()
『分かりました。』
父
の言う通り
ほったらかされる母を想うと
テレビくらいつけてやってほしいから
問い合わせて良かったような・・・![]()
でも![]()
母の状態を知れば
こうして多くの不安や不満が募ってしまうのも事実で![]()
あれこれ全部言えてしまえる家族ならいいけど
預けている身
看てもらっている身
休ませてもらっている身の私
は
基本全てあちらに任せるべき立場で。
問い合わせて紋々とするだけ・・・のような![]()
問い合わせも良し悪しかな![]()
でも他人に預けてみると
どんな生活が
今の母にとって一番いいのか
見えてくるし![]()
余力が生まれた家族は
また一緒にいられる喜びを再確認できます。
細々したことは、あげればきりがないけれど
母を安全に預かって下さる場所があること
家族が母の帰宅を望んでいられることに感謝し
なぜ自分は入院するのかも
何も理解出来ない母の頑張りをかみしめて
ここからは
母の生活の向上に力を注ぎたいと思っています。
散歩![]()
自走車椅子でのデイ![]()
が出来たらいいな。
10月には2度目の在宅介護開始から1年。
少しづつですが
確実に前に進めていることを実感しています。
