ひょうご若年性認知症支援センターが発行された冊子
『家族の声』
いつも家族会で飛び交う悩みや個々の想いがしっかりと記載されていました。
私の住む神戸は
母には、はまりませんでしたが
本人を支援する取り組みは存在しており
『家族会』があることだけで
とても恵まれている環境で
住んでる場所に言語聴覚士さんがいないという環境で
過ごさねばならない方もいることを最近知りました。
ご本人にとっても、支える方にとっても
同じ境遇である人や専門知識のある方とのつながりは
何より大切で
今を乗り切れるかどうかをも左右します。
どうか
一人で苦しむどなたかの目に留まればと
『家族の声』と私の声を交えて少し紹介させてください。
日々の生活での困りごと
・目を離すと一人で出かけたり、
空のやかんに火をつけたり
大事にしているものをゴミ箱に入れたりするので、目が離せない。
見た目が元気なので、認知症だということが周りの人にわからないので声すらかけてもらえない。一人で遠くまでいって保護されたこともある。
母も、ある時、口の中に口内炎が出来
それを取ろうと思ったのか、ハサミを使おうとしました![]()
たまたま妹が休みで一緒でしたが
この頃、数時間は日中独居でしたが
外に出なければ危険はないという認識だった私たちは
もう一人には出来ない時期なんだとここで確信しました。
妹
が仕事以外のすべての時間、母を見守り
昼間はデイか私の通い見守り
があり
私達は母の安全を確保するだけで精一杯でした。
日々進行する病状は
ある日、驚く行動が始まります。
昨日までしなかったような行動への対応は追いつかず
いつも頭を抱えました。
社会的行動での困りごと
・トイレの備品を持ち帰る。
注意しても芳香剤の中身をティッシュに包んで持って帰ってくる
・お店で万引き、飲食、突然お店に並んでいるアジフライをその場で食べてしまう。
・レジで並んでいても、レジを通さずそのまま出て行こうとする。隣のお客さんの物を自分の物と区別できず、『私のなんです』と言う。
我が家も一年前、母が一人で外出すると
きまって万引き行為が必ずあり その度、母に注意し、私がお店にそっと返しに行きました。
公共のトイレに入ればトイレットペーパーやハンドソープを鞄にいれ
本当に大変で対処出来ませんでした。
これを防ぐには結局四六時中の見守りが必要となり
朝はデイ、13時に帰宅後私が見守り、
デイでは母に一人職員さんが必要だという事で13時までしか受け入れしてもらえませんでした。
16時から家事援助という名目でヘルパーさんの見守りと交代
夕方は、母が洗濯物を入れたり食事を並べたりと忙しくしていたので一人でも大丈夫だと
あとは妹
が帰宅するという毎日。
でも次第に
ヘルパーさんの帰宅後にわざわざ出ていくようになり![]()
もう家族だけでは手に負えず、
我が家の場合は泣く泣くグループホーム入所の選択になりました。 初日に転落事故ですが![]()
外出に関しては、外からの鍵を取り付けたいほどでしたが
出られなければ
ベランダからの脱出を試みる可能性があり![]()
それも出来ず。
まだ当時、幼稚園児を子に持つ私は
心も体も休まる時間がない日々でした。
振り返って考えても
もっと早くからデイやショートを駆使することくらいしか
対処法は思い浮かびません。
当時のケアマネさんには、
軽くそう促されてはいましたが
色んな事がまだまだ出来てた時期に 言葉が分からないだけの時期
わざわざショートステイを試すことの
必要性がまだまだ理解できておらず
必要な時には
本人は受け入れられる訳もありません![]()
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どの時期に何を始めるのかは、本当に難しい判断だと思います。

