レスパイト入院前は朝3時半4時半にばかり目覚めては

外へ出ようとしていた母ですが

退院後、6時半7時半までしっかりまとめて寝るようになっており

夜中や出勤準備中に母を止めたり、なだめたりしていた妹の負担はかなり減っています。

 

骨折入院から退院したころと同じようで

『入院先から帰ってくると1週間は、穏やかで夜はよく寝る』

という方程式があるのでしょうか?

 

 

長い入院での疲れを、安心した空間でゆっくり取っているのかなぁ。

 

謎は多いけれど

穏やかでよく寝るなんて

皆がハッピーだから言う事なしです照れ

 

 

 

最近は、母と生活クラブのカタログを見て

我が家の購入食材を選びます。

自宅にいる時間だけでは、家の事がこなせない私は、

母との時間に母の家でも出来る用をこなしていくのですが

このカタログを見ると母はいつも笑顔になるんです。

食事を食べなくなったわりに

ベテラン主婦の血が騒ぐのでしょうかウインク

食材や調理された食事の写真を指で押さえては

 

母  『すごいなおねがい。これもすごいな。。すごいな』

 

母  『ええんちゃう?キョロキョロこれもええんちゃう?』

 

 

すごいな、ええんちゃうの嵐笑

 

母は、まだ少しだけ読める字があるようで

私はこのカタログを見る時も

『みかん』や『トマト』など

ひらがなだけ、カタカナだけの少ない文字を指さして

母にゆっくり読んでみたりします。

母の脳に届けー脳みそ飛び出すハートと願いながら。

 

 

今日は、どの言葉が読めるか観察してみようと

耳を澄まして母の声を聞いていると・・・

カタログにじっと目を凝らしながら

ゆっくりと文字を目で追い

 

 

 

母  『目す、、すごすご、、す。す、、ごす、、ご。す』

 

 

え?

え?

 

あれあれ。

うそうそ!

すご?

 

冗談かと思いました笑い泣き

ビックリするやら面白いやら

ですが、母はめっちゃ真面目な顔でゆっくりそう読んでいました。

そうです。

すごとは、母が自発的に出せる少ない言葉『すごいな』『すご』でした

 

 

 

え?

読み上げる文字まで頭で『すご』に返還されるん?!

 

 

不思議すぎる!!

 

 

こないだ一緒に読書した時は

『だ』とか『ま』とか『すご』以外の文字読んでたはずなのに。

今日はどうした?

どうなった?

 

 

でもそこで再確認しました。

 

母はいつも決まった言葉を話します。

 

『もうええの?』

 

『すごいな』

 

『ええって言うとったもんなぁ』

 

これがほとんどで、強く気持ちを訴える時は連発もよくあります。

家族もみんな、この言葉しか話さない母に慣れて

『うんうん』とか『いいよー』

みたいな返答が多いのですが

 

 

母自身は自分は色んな言葉を話しているんですね、きっと。

でも残ってる言葉が

『すごいな』『もうええの?』『ええって言うとったもんなぁ』だけなので

脳で全てそう返還されて私たちに届いているのです。

 

 

読み上げる文字までそう返還されたのを見て

自分の中でそう確信しました。

 

 

ありがとう

 

とか

 

 

申し訳ないわ

 

 

とかついこの前まで会えばいつも発する言葉も

今は無くなりましたが

きっとこの言葉に返還されているんですね。

 

いずれは話せなくなると言われていますが

まだ残ってる言葉がある!

そう思うと

今、母の発する『すごいな』は、本当はどんな言葉なのか

すごーく知りたくなり

母の世界から母の目線で物事を見てみようかなと思い

ますます日中も大忙しになりそうですウインク

 

 

 

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