見学を始めて数か月。

施設見学を重ねながら、

最初は、施設入所は考えられなかった私たちにも

母の病状が悪化していくと、

薬で抑えるしか方法がない、

母に合ういい施設に入れない

 

そんなこともあるんだという未来の不安を持ち

施設入所が決定しました。

 

 

あれだけ時間と労力をかけて、やっと辿り着いた場所は

想像もしない悲しい日々でした。

 

母の安心と安全それに健康。

私たちの生活。

 

 

何度考えても、施設入所の選択に辿り着くのですが

心が全くついていきません。

特に妹は。。。。

 

 

母ともうここで過ごせない。

コロナ禍で施設に入所すると、会えない。

 

分かっていたはずなのに

心が黒い雲で覆われて、

 

これでいいのか??

もっと出来たんじゃ??

これを求めてたのか??

 

もう分からなくなりました。

 

 

出来るだけ母と過ごしたい。

 

施設側が待てるギリギリの日を入所日にしてもらい

私たちは残された時間を過ごしました。

入所までの2週間。

妹は地獄の様だったと今でも話します。

仕事をしてても気を緩めると泣いてしまう状態。

休みの日には、母のベットで2人寝ころびテレビを見て

ずっと隣で泣いて過ごしていました。

貴重な時間をどう過ごせばいいのかも分からずただただ泣くだけの日々。

 

何も知らない母が私に笑いかけます。

 

病気発覚時、まだ喋れた母が自分の言葉で

あんなに嫌がってた施設入所。

 

『私、施設に入るん??』

『私、施設は嫌やねん。』

 

そう遺言のような言葉を残し

喋れなくなった母。

 

 

『私たちがおるんやから大丈夫やって!!』

 

その都度そう答えていた私。

 

それなのに

それを選んでしまった自分。

そこに進もうとしている自分。

妹はあんなに苦しんでいる。

私がもっと頑張れると言えば今の生活を続けられる。

 

 

本当にこれでいいのか??

これしかないのか??

 

 

私は毎日自問自答しました。

 

 

そして

やっぱりやめようか・・・と思う日もありました。

でもやめて、これからどうする??

まだ出来る??

いつまで出来る??

 

 

正直、どこかにこれで解放されるという想いも大きくありました。

 

 

自分のペースで洗濯物を干してみたい・・・

ソファーで座ってテレビを見てみたい。

子供にもっと優しくいたい。

 

 

普段抱えている想い。

 

それが叶う日がもうすぐそこにある。

 

 

色んな想いで日々葛藤しながら、過ごし

頭を整理しながら

私は決めました。

 

 

 

一旦入所してみよう

 

 

母も、こちらが思うよりも

慣れたら、そこでの生活を楽しめるかもしれない。

その姿を見たら、こちらも寂しさだけで、

お母さんにとって良かった!

安心と安全を与えられた!

と思えて

自分たちの生活も続けられる。

 

もしそうじゃなかったら

すぐにでも出たらいい。

別に入ったら出れないわけじゃないんだから。

 

とりあえず一歩進んでみよう。

 

そう決めて

妹にもそう話、

私は、入所を前向きに考えるように努力することにしました。

 

 

ですが

時間をかけて沢山考え決めたはずの私の選択が

間違っていた事を思い知る悲劇が、この後起こるのですえーんえーんえーん