ある日のランチ
後輩ちゃんが言いにくそうに
「makeさんって○○さんとお付き合いしてるんですか?」
なんで?・・・・・・・・ば、ば、ば、
馬鹿げたこと言ってんの??
○○さんは3才上の昭和イケメン
でも港区の一等地に一軒家を持ち、美しい奥様と可愛いお子様2人に囲まれた、絵に描いたような人生を送っておられるお方
確かに年も近いので、後輩ちゃんよりは話す機会は多いですが・・・
「でも、この間聞いちゃったんです。○○さんがmakeさんに
「綺麗だね」
って言ってほほえんだのを・・・
私、まずいこと聞いちゃったって思っちゃいました」
○○さんが、私に「綺麗だね」って?
そんなシチュエーションあるわけないじゃん
「でも先週の月曜日です」
月曜日?
ああ
確かに言われたわ!!!
「綺麗だね」って
確かに彼はほほえんだわ
でも、それは・・・・・・
○○さんと向き合って話していた私の手にはフラワーアレンジメントが
それを見て「綺麗だね」って言ったのYO
私の真後ろから来た後輩ちゃんにはお花が見えなかったの
だから、○○さんが私を見て言ったように錯覚したのね
って思いこみって怖っ
あやうく彼氏もいないのに、不倫の当事者になるところでしたわ