鯉の後姿はあまりにも綺麗で追いたくなる


でも美しいのはそれが後姿だから


詩人make







今回私たちが別れた明確な理由はない



とても静かに別れた



でももし一つだけ挙げるとしたら



彼が求めていたのはやすらぎだったのに、私はそれを与えてあげることはできなかった




自分でもどうしてそうなってしまうのかわからなかった



    私はクマオさんを好きなのか?



    クマオさんの子供が欲しいのだろうか?




そう自問自答してばかりだった









そして彼は離婚という経験から、リスクを最小限にするために、今別れることを選んだ




最後にありがとう、って言ったときに浮かんだのはクマオさんの笑顔ばかりだった



でも目の前のクマオさんは泣いてた





たぶん、私の力不足



1ヶ月前はまだ前に進む気持ちにならなかった




でも今回は戻ることよりも前に進むことを選びたいと思ったの










今、私の後ろ姿はちゃんとしてるかな?