永遠に命があるわけではない
make祖母は今年91才
孫は特別、という以上に私にとって祖母は特別である
自分の仕事に一生懸命だったmake母に代わって
幼稚園の送り迎えから、風邪を引いたmakeを看病してくれたのも
お夕飯の準備のなかで包丁の使い方を教えてくれたのも
人としての礼儀を教えてくれたのも
全部おばあちゃんだったよね
いつだっておばあちゃんは暖かくて、大きかった
いつからか身体は小さくなってしまったけど
その暖かさに変わりはなくて、永遠のような気がしてた
でも、母親から最近少し元気がないと聞かされ、今日電話してみた
長いコールのあと、やっと出たおばあちゃん
「makeちゃんかい?」
うれしそうだが声がやっぱり元気がない
暑いからかな?
最近は耳が遠くなってるうえに、オレオレ詐欺もあって電話はあまり好きではないらしい
「暑いけど、身体は大丈夫かい?」
いつだって、私が言う前に、私のことを気遣ってくれるおばあちゃん
私は母から聞いていた
今回奥田氏とのことで先方の叔母様が見えられたとき、
祖母は奥田氏の叔母様の手を握って謝ったという
何度も何度も
でも私との電話ではそんなことはおくびにも出さず私の体のことを気遣う祖母
私は自分のことばかりだ
とっても悲しいことだけど祖母の命の火は長くはない
永遠に生きて、私の幸せを見てもらいたいのに、それはかなわない
結婚にはいろんな理由があると思う
今makeはおばあちゃんに私の花嫁姿をみてもらいたいと思う
だからもう少し・・・
いえいえあと10年頑張って生きて欲しいよ