今の正直な心境は







  わからない






予想以上の嵐の夜でした





せっかくのワインの味もよくわからなかった・・・





お互いが正直な気持ちを話せば話すほど、お互いの理想からは離れて行き・・・









やっぱり奥田氏とお母様は同居を望んでおり




でも私にとっては今の3倍以上の時間をかけて通勤して




その上、家事と嫁家業と仕事のトリプル技は難しい





彼にはお姉さまと妹二人がいる






だから私が漠然と思っていたのは、彼のお母様とは同じ沿線に住みながら、月に数回一緒に食事ができればいいな、ということ















彼がお母様を思う気持ちはとってもわかる





でも私にとって奥田氏の昼夜逆転かつ海外の仕事が多いという生活に合わせれるかだけで不安なの










海千山千の三十路女子なんだから、「大丈夫よ~」って笑って言えればって思う




そういうときのイメージは森久美子が私の理想だ・・・









でも言えなかった





私はたった一言を待ってた





「大変だけど、俺が頑張るから」





って






でも奥田氏から出た言葉はちょっとだけ違った





「お前が一番大変だよな」





















だから笑って答えを出せなかった






ひとりぼっちだと思うところに一人で飛び込んでいけるほど覚悟はできてない









もしかしたら奥田氏のテストだったのかもしれない




でも私は一番に愛されて結婚したいと思うのです







こういう考えが長年の負けの原因なのかな