makeは兄との2人っ子



性別が違う上に、離れて暮らしているので話をするのは実家に帰ったときくらい



そんな私達をみて、母は何かにつけ



「2人っきりの兄妹なんだから、お兄ちゃんにもっと電話しなさい」



といふ




先日もこう言われたので、ちょいとイタズラ心が沸いたmake



「2人っきりとは限らないよ。隠し子とかいたりして・・・・」



亡くなった父は娘だから言うわけではないが、素敵なオヤジだった



研究職という閉鎖空間にいたが、若い頃はモテたと思う




すると、母はきっぱりと言い放った



「そんなこと絶対ないわ!」




「わかんないよ~」と更に苛めるmakeに母は




「だって調べたもの。どこにも隠し子はいなかったわよ」



調べた?




いつ?




「相続の書類を作るときに必要だったから、調べてもらったのよ」




なーんだ




「ほら、あなたたちも相続放棄したじゃない?」




へ?



相続放棄?




あたしそんなことしたっけ?








・・・・・・・・・ま、いいけどさ





とりあえず、



父よ、濡れ衣着せてすまぬ




たった2人の兄妹




仲良くしていきますわ