ボスからデータが添付されたメールが届きました。


添付の手紙の体裁を整えてくださいとのこと。



ボスはワードがあまり得意ではないので、大抵はプリントアウトしたものを赤ペン先生の如く推敲され、それをmakeが修正するのです。


今回も指示されたとおりフォントや文字数を整えて、プリントアウトしたものをボスの執務室に持っていきました。



そして数分後内線が鳴り




ボス「じゃmakeさんさっきの送っておいて」



make「はい」



makeは仕事は早いのです。

取柄はそれだけなのです。



さっさとプリントアウトして、



    さっさと印鑑おして、



         さっさと郵便出しにいくか・・・




の前にちらっと内容を確認しました。



たまーにね、誤字があったり

時々、日にちが違ってたり

サムタイム、宛名が違ってたり



するもんだから、ちょっと確認してみました。


別にボスがおっちょこちょいだとか言ってませんよ←・・・・言ってませんって!



すると、


<○月○日までに・・・>のところが、本当に<  月  日までに>って空欄になってるんです。


おっと危ないところでした。

これでは先方に伝わりません。



でかしたmake


早速ボスのお部屋に行き、何月何日にしたらいいか伺いました。


すると



ボス「いいんだよ。それで。空欄にしといて。」


make「えっ?でも・・・」



ボス「だってまだ修正するから」



make「えっ!?まだ出さないんですか?」




   「でもさっき送っておいてって仰いませんでしたか?」






ボス「あっ!!!!!!!!!!データを送ってくれってことで・・・」






make「えっ!!!!!!!!!!!!うそーーーん」




ということでお互いに「送る」を勘違いしておりました。



危うく中途半端な手紙を先方に郵送するところでしたわ。


しかし11年目に突入してなおこういう初歩的なミスを冒すmake


阿吽への道はまだまだ遠い。

修行の道ですわねボス。