以前合コンで出会ったとある会社の若社長のお話。
私が秘書だと言うとその方は
「makeさんはおいしいお茶を淹れてる?」
と聞かれました。
堂々と言えます。
全く自信ありません。
ポット→熱湯→お茶っ葉適当→急須→茶碗→お客様
唯一やることと言えば、お茶碗に少しずつ順に注ぐだけ。
誰だってやります。
人として最低限の行為を自信満々で答えるmake
なんなら高級なお茶の葉を使えばおいしいでしょ?
その若社長はとても残念そうなお顔をされ、このようなお話をされました。
仕事柄様々な会社でお茶を出され飲む機会がある。
美しい方からお茶を出していただくのは、それはうれしいものだが、おいしいお茶を淹れてくれたときの感動には勝らない。
1杯の美味しいお茶は心を動かすこともある。
美味しいお茶を淹れる方がいる会社は、それだけで財産が1つ増えたと思っても良いほどだ。
そして
makeさんもせっかく秘書という仕事に就いているのだから、そこにも気を遣えるようになると、
ますますボスの評判もあがるし、
makeさん自身ももっと素敵な女性になれると思うよ
と仰いました。
目からウロコでした。
それからmakeはお茶を淹れるときにはこの言葉を思い出します。
まだまだ修行中ですが、気持ちだけは込めるようになりました。
残念ながらこの方ともご縁がありませんでしたが、素敵な言葉を頂いたと感謝しております。
下手な鉄砲合コンもなかなか捨てたものではありませんのね(笑)
皆様、おいしいお茶を淹れるコツがあったら、こっそりmakeにも教えて下さい!