ブログを始めて約半年。


毎回お馬鹿な話ばかりで、ボスの株価までも下げてしまっているようで申し訳ないと思いつつも、今日も漫才街道まっしぐらの名コンビぶり。



そんなボスに就いてもうすぐ11年目に突入します。


神様に感謝するほどの出会いというのが人生には何度かあると思います。

私にとってはボスとの出会いがそれであり、私はとても大きなものをもらいました。


それに気付いたのは7年前です。


7年前のちょうど今頃、父が突然と宣告されました。

しかも余命はもって半年。

私にとって父は一番の友人であり、尊敬できる師であり、何よりも大切な存在でした。

学者であり研究者であった父は、その頃ちょうど研究の山場を迎えており、家族である私達は余命のあまりの短さに、どうしても告知することができませんでした。


1分1秒でも父のそばにいたい。

でも仕事は好きで続けたい。


しかし私は個人付きの秘書です。いつまで休むかわからない状況で、ボスに迷惑をかけることはできない。。。


悩んだあげく、私はボスに父の病気のことを話し、退職を申し出ました。

するとボスは大粒の涙をこぼしはじめました。

当事者である私がなぐさめてしまうくらい(笑)号泣するのです。


そして

「父上にも僕にもmakehishoさんに代わる人はいないんだよ。僕のことは大丈夫だから、気にせず父上と一緒にいなさい。makehishoさんが辞めるときはいいことがあったときだよ。」

と仰って肩を叩いてくださいました。


正直、それまではボスはもっとドライでシビアな人だと思っていました。

私の代わりはきっとすぐに見つかります。

そして私が休むことの負担は全部ボスに降りかかるのに、私のことだけを思って即答できる人間としての器の大きさとやさしさを感じました。


そして無期限の休暇を頂きました。


ですが、父もそんな私を気遣ったのか、その後すぐ他界してしまいました。


父を亡くしたことは、私の人生で一番辛く悲しい出来事です。

ですが、その代わりに私は大切なものをもらった気がします。


私は相変わらず有能な秘書ではありません。

小魚で本マグロを期待しちゃうdamehishoです。

ですが、


 「ボスを信頼し尊敬し最大の味方でいること」


makehishoの小さくてもゆるぎないhisho魂でございます。


ま、その「辞めるのはいいことがあったとき」が思った以上に遅いことはボスの誤算です(笑)


今しばらくご辛抱を。


しめっぽくなりましが、明日も漫才炸裂で行きましょう!