YABUNONAKA ヤブノナカ 金原ひとみ
いやいや、なげーな。しかも暗いし、重いな。
読了まで5日もかかった。
はいはい、龍之介ねー!とか軽い気持ちで
あんな分厚い本読むべきではなかった。
気合いがかなり必要だったよ。
10年前の性加害・搾取を告発し、
その告発から被害者、加害者、その家族など
複数の人間の視点で過去と現在を描いている。
いや、ちょっと待ってください。
今更告発⁉️って読みながら大横転ですよ。
成人女性ならちゃんと考えて
付き合う大人選ぶべきだと思います!
しかも、様々な告発の最後の一撃の
どうしても許せないことが
「セックスをする時汗だくな事」で大笑い。
汗かかれるのが嫌ならクーラーつけろよ。
それで、自分が寒いなら自分が動けよ!
なんでそんな受動的なの!
だから搾取されるんでしょ
とわたくしは思ってしまいましたわ。
『時代と自分、双方の変化と
その二つの関わり方の変化により
コップから許せないが溢れ出した』
『時代によって常識が変化』
の結果が、10年ぶりの告発とのこと。
では、いつの時代まで遡って
罰を受けさせるのか?
例えば加害者が故人でも告発してしまえば
悪は無くなり、生きやすくなるのか。
正直、今は許されていることでも
未来では許されないことが沢山出てくるだろうから
将来私はパワハラで訴えられるかも!
それこそ私の中ではヤブノナカです㌔
世の中、他人だらけで「分かり合えないこと」
のほうが圧倒的に多いから
嫌なことは声を大にして即その場で
「は?嫌なんだ㌔残業させる気?」
「ありえないんだよ!!!」
とその場でアレン様のようにブチギレ人生
もちろん痴漢された時も大声で
「触るな!」と私は叫んだし
下着泥棒に遭った時は即警察通報
なので皆さんもぜひ自己主張をして
ヤブノナカに葬られないようにしましょう!
