​『恋とそれとあと全部』住野よる


読んだ。
普通にありえないくらいキモい小説だった。


あらすじ

片思いの高校生男子めいめいと
気にしすぎな女子高生サブレが
「自殺した家族の話を聞くため」に
遠方のおじいちゃんの家に行く。


↑この時点でもう無理
他人の自死に対する好奇心が受け入れられない。
しかも遺された家族に「話を聞こう」とする時点で
気にしすぎる女子という設定が完全に破綻。
気にしすぎる性格の子が
自分から地雷話題に突っ込んで行くわけがないだろう。
しかも「お線香をあげるついでに」と
理由が薄いな。

自死をした人の娘、彩羽ちゃんに

「私は死ぬってことはなんでも許される

免罪符じゃないと思う。

彩羽ちゃんがお父さんへの

罪悪感を持つ自由と一緒に

お父さんを許せないって気持ちを持つのも

きっと自由なはず」

って、言った時は性格悪すぎて怖いと思った。

鳥肌がたったからね。サイコパス。


彩羽ちゃんに

「じゃあ私のお父さんが死んだのを

夏休みの思い出にしないで」

って言い返されてて、

よく言い返したってスタオベしたからね。


サブレは結局自分の好奇心を満たすためだけに

遺族を利用しただけです。

気にしすぎ云々よりデリカシーがない。



めいめいも「人が死ぬってそれ自体大きなイベント」

人の死をイベントと捉える知能の低さ。

そんなイベントをワクワクしつつ告白する

タイミングを伺うめいめい。

お前に人の心はあるんか?(あるから告白するんですよ)


また、同級生のダストは何人かと話している時に
突然やってきてエビナちゃんに告白し
「私の罪悪感を利用しないで」って
断られたらしいけど当たり前やん!
って、関西人ワイ突っ込んだ。
ダストはディズニーで独りよがり告白する人と
同じ考えなんだよ!
お互いが両想いだろうなって
確信がある時だけ人前で告白。
振られる可能性があるなら
人目につないところで告白してって
道徳の授業で習わなかったのか?
みんなの前で断る=人前で振られて恥をかかせたという
罪悪感は拭えない
この物語の主人公はみんな脳筋で生きてるのか?

あくまで小説としての世界だから
描ける世界観だとは思うけれど
私にとってはちょっと後味の悪い物語でした。