俺の父さんはめっちゃ恐い。

小学校からサッカーをやってる俺は、高校に入学するまで、本間に試合が嫌いやった。

試合が終わって帰ったら2時間以上の説教と正座

時には試合会場でもしばかれることもあった。

あのときは本間に嫌いやった。

なにをやっても怒られる。

小中で褒められた記憶は一度もないって言っていいぐらいない。

俺のこと嫌いなんやろなぁ~って思ってた。

でもある日のこと。

その日も試合に負けて、ボロクソ怒られて、もちろん、2時間以上の説教と正座。

悔しくて、腹が立って、俺は早く寝た。

でもたぶんちょっとしてからやったかな、俺はふと目を覚ました。

両親は俺の話をしてた。

母さんは「子供らに楽しくサッカーやらしたってって、プロにはなられへんねんやから」って

正直俺はその頃プロにはなりたいって思ってたけど、ただ漠然と言ってた。

だから母さんがそういうのも当たり前。

むしろ当然。

でも父さんは違った。

「あいつらはなりたいって言ってる。俺は信じてるし、応援する。」って言ってた。

俺のことを嫌いやと思ってたし、応援もしてないと思ってた。

もうごめんとしか言いようがなかった。

俺は泣いたのを覚えてるし、この瞬間だけは忘れもせーへん。

この時から俺は「死ぬ気」でサッカーをやるようになった。

あの頃は嫌いやったけど、あの時の父さんがおったから今の俺がおると思ってる。

愛のムチにしては痛すぎる時もあったけど、今はあれをありがたく思ってる。

あのときより今はずっとずっと父さんが大好き。

これからもなにがあってもこの気持ちは変わらん

父さん、これからも俺らを信じてな。