俺には忘れられない試合がある。
高3の夏のインターハイ大阪予選
BEST4をかけた試合。
相手に1点を先行され、CBやった俺は一つ前のボランチにポジションを上げた。
ワン・ツーで抜け出して、胸トラップから豪華に左足を振り抜いた。
右隅に突き刺さった。
入った瞬間目の前が真っ白になってただ嬉しかった。
サッカーやっててよかった、サッカーやっぱり楽しいなと思った。
それでも俺はあの試合に後悔がある。
延長後半相手が放ったパスを俺は胸トラップしようとした、
でも、それが仇となり、ミスになり、そのまま相手にボールが渡り、俺の本間に数メートル横で打たれたシュートはゴールに吸い込まれていった。
あの瞬間はいまでも忘れられない。
あのプレーに俺は後悔してるし、忘れられない。
天から地獄へ落ちた気分やった。
負けたのは俺のせいやからだ。
紛れもない、他の誰でもなく、俺の責任。
キャプテンであった俺の責任。
チームメイトには申し訳ないという思いしかない。
だから俺はもうあれ以上の後悔はしたくないし、悔しい思いもしたくない。
だから悔しさとかは忘れらたらあかん。
悔しさを忘れれば同じことを繰り返す。
だから悔しさは忘れたらあかん。
もっともっと成長するために。
もっともっと上へ行くために。