ここ最近、日曜日はずっと近くの材木屋で毎週日曜日に開かれる日曜市に出ています。
主に他の材木屋、工務店、大工さんの廃業に伴って処分される材木や大工道具等を売ってるんですよ。
去年、荷揚げ機も買ってきたんですがね。

昨日は市もさる事ながら、買い付けをしていたヒノキの丸太の引き取りもあって、朝から行ってきた次第です。



なんか重そうに見えるでしょ?
一年以上、材木屋の土場に放置されていて、カラカラに乾燥しているヒノキの丸太なので一本辺りは50kgほどですよ。
木材の重さは水の重さ。水分が抜けてしまえば軽いんですがね。

合計8本。二往復しましたよ。
末口で17cm前後、長さ4m。
四寸相当の柱を作る事ができます。

そう、自分で製材するんです。



昨日も今日も夕方、日が暮れるまでちょうなで斫っていた次第です。

以前にもこのブログでも書きましたが、元々が曲がりくねっている通り芯ですので、ここにまっすぐに製材された柱を持ってきても、似合わないんですよ。
江戸時代末期に建てられた建物で、限りなく現場合わせのような感じですね、

今回、柱として使うヒノキの丸太も、あえて江戸時代のやり方で製材する訳です。