鋼材加工のためと、ちょっと病院へ行く用事ができたために実家に戻ってきています。
左肩が脱臼しかかっていまして、肩がスムーズに回らない、上がらないんですよ。
病院よりも柔道整復師を訪ねるべきでしょうか。

鋼材の加工のほうは、矢掛の古民家の表側の軒先を支えるブラケットの制作になります。
7月にやっと鋼材を購入する事ができて。
12mm×44mmのフラットバー 一つの長さが1020mmある、ブラケットとしてはかなりデカいものになりそうです。
左肩が思うように動かないので、今日はできそうにありませんが。


先週から矢掛の古民家、台所の外壁を修理する段取りをしています。


常に雨の飛沫がかかる部分が次第に崩れ落ちたようで、その部分の修理になります。
材料なら土塀を解体した際に発生した壁土がありますので、それを再利用します。

先日の台風の日は、この壁土が崩れ落ちた部分から雨と暴風が吹き込んでまして。
家の中にいて、暴風を経験するなんて、なかなかない経験ですよ(笑)
風が吹き込む度にホコリや屋根土の砂が落ちてくるし。
なにより寒いので、早く塞がないと・・・。



実家の近所の山で切らせてもらった竹を割って、小舞竹を作って乾燥させています。

「木六竹八」の話がありますが、宮崎でしたか?弓道で使う弓の生産数が日本一だそうで。
テレビで見ていたんですが、割り竹を一週間で乾かさないと虫が入ってしまうそうですね。
小舞竹も同様の事が言えるんじゃないか?と思うんですよね。
つまりは含水率。もちろん刈り旬という事もあると思いますが、お盆を過ぎると草木も、その年の成長を止めつつある訳で。
3月以降の樹木は光合成をして活発に糖分を合成している訳ですよ。
その糖分を分解するカビが大量に発生するんですよね。
なので、昔は8月のお盆を過ぎるまでは木材市場も開かれる事がなかったとか。
今の時代は、製材の技術、人工乾燥の技術もありますし、そんなに長く休んでいると企業は成り立ちませんので、関係なく開かれている訳ですが。

木材同様、竹にも刈り旬というものがあって、活発に成長している時期のものは刈るべきではありません。

まぁ、お盆を過ぎたので、もうそろそろいいかと思って、一本、竹を切ってきた訳ですが、まだ含水率は高いですね。
約一週間、外で乾燥させて、少し軽くなってきましたけれど。

この小舞竹が使えるようになれば、竹小舞を組んで左官作業に入ります。


ところで、この江戸時代末期に建てられた古民家の壁ですが。

縦方向には木の枝を使っているんですよね。
いろんな木の枝で、比較的真っ直ぐなものを使用しているようです。
これは初めて見ましたね。

推測でしかありませんが、真壁ではなく、総て大壁なんですよ。
しかも柱との接合は、柱に竹の楔を打ち込んで、それに丸竹を藁縄で縛ってあるだけ。
江戸時代の頃は釘を作るのも大変なので、固定の方法が限られるというのもあるのでしょう。
今のように工業的に作られる釘ではありませんからね。
折り返し鍛錬の和釘ですからね。

なので、大壁を支えるために、竹では耐えられないと判断しての工法だったのかな?と思う訳ですよ。
壁土の塗り厚もかなりぶ厚いので、重量的に考えて。
横方向は割り竹なんですがね。


外壁もこの高さまである訳ですから、重量的にも相当あるでしょう。


今週中に左官作業の荒壁塗りを終えてしまいたいんですが、また台風がやってきてますね。

なかなか進みません。