昨日もなんだかんだといいつつ、結局、鍛冶仕事をしてました。
試作したいものはいくつかあるんだけど・・・という感じで。

昨日作っていた刃物。
木のスプーンを削り出すのに使うカービングナイフと、スプーンナイフの形状が違うもの。
例によってバネ鋼から作っています。
スプーンナイフのほうは先端をフック状にするタイプにしようかと思います。
まだ歪みがあるのでもう一度火入れをする必要がありそうですが。
ガス炉なら、この辺り、ささっと点火して歪みを修正したり曲げたりする事ができるんですけどね。
コークス炉は一度火を落とすと、すぐに再点火ができない上に温度が上がるまでに少し時間がかかってしまうのが難点で。
ガス炉も作りたくてプロパンガスのボトルの廃棄品を用意してるんですが・・・。
そして、コークス炉に火を入れたついでに、試作してみようと思ったものがこれ。

臼掘りちょうな。海外ではadzeって呼ばれている刃物ですね。
ストックナイフを作って、サラダボウルのような木の器を作る需要を掘り起こすのであれば、その内側をくり抜く刃物も必要になってくる訳で。
ならば、それも試作してみない事には・・・と思って。
ま、今は鋼材の在庫もあまりないので、正月に作った手水鉢トングの残材の50cのフラットバーを使ってみました。
結果的に、なんかカッコ悪い。
まぁ、疲れ果てて、まだ成形が十分ではないんですけどね。
炭素鋼はホントに硬くて大変なんですよ。

鍛造作業を終えて、改めて見ていて思った事。
なんとなく、鉄器文明が広がり始めた時代の代物を作ってるような感じ(笑)
やはりフラットバーで作るのは無理があるのか。
柄を差し込む穴の開け方にも問題があるのか。
こんな広がり方をするのは、まったく考えていませんでした。
縦の楕円の穴を開ければ、もう少しマシになるかも。
一番いいのは炭素鋼の丸鋼40mm前後の鋼材を使うべきなのでしょうが。
アックスなどはフラットバーから作っているんですよ。
厚さ18mmくらいだったかな。
めちゃめちゃ前向きに考えると、この要領で作れば手鍬やピッケルも作ろうと思えばできる訳ですね。
使用する鋼材次第かな。
芯まで温度を上げるのが大変でしょうし、なにより鍛造機かスプリングハンマーが欲しい所です。
手作業でやるとなると、もう一人の手が欲しいかなと。
一人ではフラッターハンマーも使えないので。
ま、臼掘りちょうなも欲しかったので、この試作品は完成させて自分で使う事にしますが。
商品化はできる状況ではないんじゃないかなと。
鋼材とコークスに余裕があればいくらでも試作はするんですけどね。
クラウドファンディングによる資金調達を実施しています。
「一度は廃業した木工業。矢掛町の古民家で新しい工房を続けたい。」
オリジナルのキャンプ道具、アイアン雑貨等多数の返礼品を用意しています。
詳細はこちら


試作したいものはいくつかあるんだけど・・・という感じで。

昨日作っていた刃物。
木のスプーンを削り出すのに使うカービングナイフと、スプーンナイフの形状が違うもの。
例によってバネ鋼から作っています。
スプーンナイフのほうは先端をフック状にするタイプにしようかと思います。
まだ歪みがあるのでもう一度火入れをする必要がありそうですが。
ガス炉なら、この辺り、ささっと点火して歪みを修正したり曲げたりする事ができるんですけどね。
コークス炉は一度火を落とすと、すぐに再点火ができない上に温度が上がるまでに少し時間がかかってしまうのが難点で。
ガス炉も作りたくてプロパンガスのボトルの廃棄品を用意してるんですが・・・。
そして、コークス炉に火を入れたついでに、試作してみようと思ったものがこれ。

臼掘りちょうな。海外ではadzeって呼ばれている刃物ですね。
ストックナイフを作って、サラダボウルのような木の器を作る需要を掘り起こすのであれば、その内側をくり抜く刃物も必要になってくる訳で。
ならば、それも試作してみない事には・・・と思って。
ま、今は鋼材の在庫もあまりないので、正月に作った手水鉢トングの残材の50cのフラットバーを使ってみました。
結果的に、なんかカッコ悪い。
まぁ、疲れ果てて、まだ成形が十分ではないんですけどね。
炭素鋼はホントに硬くて大変なんですよ。

鍛造作業を終えて、改めて見ていて思った事。
なんとなく、鉄器文明が広がり始めた時代の代物を作ってるような感じ(笑)
やはりフラットバーで作るのは無理があるのか。
柄を差し込む穴の開け方にも問題があるのか。
こんな広がり方をするのは、まったく考えていませんでした。
縦の楕円の穴を開ければ、もう少しマシになるかも。
一番いいのは炭素鋼の丸鋼40mm前後の鋼材を使うべきなのでしょうが。
アックスなどはフラットバーから作っているんですよ。
厚さ18mmくらいだったかな。
めちゃめちゃ前向きに考えると、この要領で作れば手鍬やピッケルも作ろうと思えばできる訳ですね。
使用する鋼材次第かな。
芯まで温度を上げるのが大変でしょうし、なにより鍛造機かスプリングハンマーが欲しい所です。
手作業でやるとなると、もう一人の手が欲しいかなと。
一人ではフラッターハンマーも使えないので。
ま、臼掘りちょうなも欲しかったので、この試作品は完成させて自分で使う事にしますが。
商品化はできる状況ではないんじゃないかなと。
鋼材とコークスに余裕があればいくらでも試作はするんですけどね。
クラウドファンディングによる資金調達を実施しています。
「一度は廃業した木工業。矢掛町の古民家で新しい工房を続けたい。」
オリジナルのキャンプ道具、アイアン雑貨等多数の返礼品を用意しています。
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