昨日はこんなものを作っていました。



スキレットや現在試作中のアヒージョ鍋の縁を立ち上げるための冶具。

先月の鉄板スキレット制作ワークショップでの反省を改善できないかと作り始めたのですが、9mmの鉄板を折って曲げる工程がうまく行かず、そのまま中断していたものです。
温度がなかなか上がらなくて、思うように曲がらないんですよ。
これから先、9mm以上の厚さの鋼材を焼く機会が増えるのであれば、コークス炉の改造も考えなければなりませんね。
送風量の増加も含めて。



こんな感じで、バイスで挟んで使うようになります。



入り隅の湾曲した冶具になる訳ですよ。
強度もやはり必要ですからね。

うちの場合、一般的な鍛金の方法とは逆のやり方をしている事が多いです。
使っている鉄板の厚さが3.2mmなのですが、一般的な鍛金の方法でやると、鉄板を叩く際の反動の衝撃が強くて、持っている左手の手首にダメージが加わります。
跳ねるんですよ。ものすごく。
従って、鍋などの内側を叩いて曲げていくようにするために、入り隅の冶具を使っている訳です。
ハンマーを下に叩きつけるようになりますので、鉄板が跳ねない訳です。

さっそく使ってみたんですが、それでもうまく縁が立ち上がりませんね。
これまでにガンガン叩いてきたので、鉄板が硬くなったのもあるのかもしれないと思って、再び、焼き鈍しをしている所です。
バイスの高さの問題もあるのかもしれませんね。


700℃くらいに加熱してフォーミングができればいいんですが、この形状をガッチリと掴める火箸がない。
作らなければならない訳ですが。

次々に課題が登場して、思うように進まないものです。



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