年明けて、先日、見学に伺った茅葺屋根の古民家の所有者さんに、正式に取得の意思を伝えました。
築110年以上の古い古民家で、かなりボロボロになっていますが、柱から上の構造は問題なく使えそうなので。

とにかくお金はないので、他人の不用品活用、解体古材の活用、行政の補助金活用、クラウドファンドの活用などで足りない資金を補うとして、設計から何から大半をセルフビルドで進めるつもりです。
時間はかかりますけどね。

ただ、ここまで古い物件のリノベーションの経験はないので、わからない事も多々あります。
例えば基礎の耐震補強など・・・。



先日の日曜日にも追加調査に行ってきたのですが。
これは現在の長屋の基礎の様子。
こんな感じで切り石を並べてレベルを揃えているんですよ。
この上に石場建てで柱が立っている状態。
現状では土台があるような様子が見受けられないので、おそらく石場建てなんだろうと思います。

長屋だけでなく、母屋も納屋も同じような基礎になっています。
野辺石を使って土台を敷いて・・・というのはよく見かけるんですが、こんな切り石を並べているのは初めて見たような気がします。

母屋だけでも100㎡を超えるので建築確認申請が必要になると思いますが、耐震補強をホントにどうしようかと。

古民家の改修をweb上で検索してみると、特に基礎の収め方にもいろいろと方法があるようですね。
総じて言える事は、要は現状の束石等が動いたり、不動沈下を起こさないような対策が必要で、それらを講じていれば確認申請も通るのかな?という感じでしょうか。

周辺の景観との調和も目指したいですよね。
長い歴史のある地域の集落ですので、あまり異質なものを建てる訳にもいかないと思います。

そんな訳で今も方法を考えている訳ですが。
長屋はパン屋の店舗として使う計画ですので、特に厨房などはコンクリート土間にする必要があります。
(保健所の検査の関係で)
それもあるので、方法として考えているのは、この切り石一個につき脳天に1本、少し掘り下げて横から2本程度の異形鉄筋アンカーを打ち込んで、鉄筋を組んで、コンクリートで固めてしまう事を考えています。
コンクリートの布基礎部分は、外装で隠す方向で。

建築指導課にも相談はしてみるつもりですが。