ブログの更新が少し滞っています。

ちょっと上京する用事があって、バタバタと慌ただしくしてました。

昨日帰ってきて、少し時間ができた次第です。

 

 

実家をセルフビルドでリフォームするにあたり、そして部分的にではあるけれどストローベイルハウス化するとして、今回の回顧録として、こんな話題を振り返ろうかと。

通常、ストローベイルハウスは農業機械のアタッチメント(ベイラー)で圧縮された藁のブロックを積み上げて作られる訳ですが。

はっきり言って、厚すぎるんです(笑)

 

そこで今回は、日本建築に対応可能なストローベイルブロックを自分で作ってみました。

 

 

海外のwebを英語で探して見つけたベイラーを参考に、自分で作ってみました。

厚さが150mmのストローベイルブロックを作るようにしたのですが、圧縮する際、圧力でどうしても外側に押し出されてしまうので、厚みが180mmくらいになってしまいます。

ここはちょっと失敗だったかな。

外側に出てくる事を想定して、120mmくらいの小さいストローベイルブロックを作るようにしたほうがいいかもしれません。

 

構造的にはこんな感じ。そんなに難しいものではありません。

体重をかけながら圧縮し続け、通しておいた麻縄で縛る訳ですので、それなりにしんどいです。

そして、手動で圧縮するには稲藁より麦藁のほうが向いてます。

稲藁は一度叩いて潰してやらないと反発が強すぎて縛る事ができませんでした。

麦藁は圧縮の過程で潰れてくれますので、その分楽かなと。

 

後に油圧ジャッキ+スプリングで圧縮する機構も考えたんですが、切り藁を次々に充填していかなくてはなりませんので、あまり効率的ではないと思います。

重機などで使われる油圧ポンプとシリンダーの組み合わせなら使えるかも。

大掛かりになるので、簡単にするのであれば薪割り機を改造するとか・・・。

これなら動力源もセットになってますので。

 

 

最初のうちは圧縮の加減がよく分からなかったので、グスグスなブロックがありました。

本来のベイラーで圧縮されるブロックはカチカチに圧縮されていますからね。

 

 

最終的に作ったブロックの数は覚えてないんですが、140個くらい作ったでしょうか。

我ながらよくやるなと。

 

 

 

横方向を短いブロックを作る必要性があって、その際はこんな感じで木っ端を詰めて、それから圧縮してやるという方法で、小さなブロックを作っていきました。

 

 

 

 

脱衣所の壁に実際に積み上げている様子。

竹小舞を併用しています。

 

 

柱より内側にストローベイルブロックが出てくる事になりますので、柱の側面に35×105の間柱を沿わせています。

間柱の間に空間ができますので、野地板を打って、竹小舞を組んで仕上げという事にしました。

 

 

 

ちょっと面白かったのが、一度圧縮したストローベイルブロックの縛り紐を解いてやったんですが。

一見、バラバラになってしまいそうなんですが、こんな感じで固着するんですね。

糊を使ってる訳ではなく自然に。

 

 

仕上がりはこんな感じに。

総てをストローベイルブロックにした訳ではなく、竹小舞もかなり併用して、独特の曲線を作り出した次第です。

柔らかい感じがホントにいいんですけれど。

 

最低3人くらい常時いて、経験を積み重ねた者でないと、かなり長丁場になりますね。

今の時代、竹小舞を組めるような経験も少ないので、できる者もいないと思いますが。

 

 

 

これもワークショップを開くような機会があればいいのですが。