一昨年から一人で実家のリフォームをしているという記事を書いていますが
普通の大工さんとはちょっと違うため、個性的な事をこれまでも行ってきてまして。
木造の可能性というか、まだやってない事あるでしょ?という事をちょっと紹介しておこうと思います。
トイレを増築部分に設置するにあたり、デザイン的に面白い事をしてみたくて、こんな部材を作ってみました。
この写真は差し金の当て方のヒント・・・ですね。
まずは図面を書きます。
この際、円弧の部分だけ別途図面を書いて計算をしてしまいます。
CADを使うようになって、その計算が楽にできるようになりましたよ。
長さ673mm、幅300mmの材木を用意した上で、その幅を重ね合わせます。
あくまで直角を基準に、その対角線を出して、194mmの正方形を書くために、実際に加工する材木の芯からの対角線(黒い交差する芯)を定め、それを基準に194mmの正方形を書きます。
緑色の対角線が実際に加工する材木の芯として生きてきます。
赤い直角の線が、本来の木造建築の土台を意味していて、最終的には存在しない部分になります。
337mmという数字は、芯(この場合、円弧の頂点を構成)から継ぎ目の木口までの寸法。
654mmというのは、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、その木口までの長さを意味しています。
意味わかりますかね?
要は円弧の交点を割り出してる図面・・・という訳です。
長い説明より、とりあえずじっくりと図面をご覧下さい。
その結果を材木に写して、あとは加工するだけ。
もちろん、差し金をちゃんと使えないと、この図面も書けませんけどね。
ある意味、方眼紙に落とし込んでいる・・・とでもいえばいいかな?。
継ぎ目の木口までの長さ337mmを求めるためのグリッド・・・ですね。
それが194mmの正方形になってくる訳です。
最終的にはこんな感じでつながる訳ですね。
数学って大嫌いなので多少悩みましたけれど、CADと差し金を使いこなせば建物のデザインの可能性ももっと広がる・・・という訳です。
筋交い等は効かなくなりますので、他の構造対策が必要ですね。
他にも構造計算等の問題もありますけどね。
まだやってない事、あるんじゃないですかね?





