今朝のGIGAZINに興味深い記事が掲載されてました。

 

ローマンコンクリート というものをご存知でしょうか?

以前、興味があって勉強した事があるんですが。

現在、建築や土木で使われているコンクリートの寿命って、50年とか、100年ほどのものですが、2000年前に作られたローマの遺跡で使われているものは、今だに強度を保持しているとかで、面白いんですよ。

 

人によっては古代エジプトのピラミッドも、あれは石を積み上げたんじゃなくて、人造石であるみたいな説を唱える人もいるようで、その理由として自然石にはない組成があるとかないとか。

米軍も砂漠やジャングルの奥地に空港を建設、工期を短縮させるためにこのローマンコンクリートの研究をしているという話も聞いた事があります。

 

火山灰、石灰、割れた陶器などを混ぜて作るのがローマンコンクリートの材料だという話を聞いていたんですけどね。

海水を加えているというのは、初めて聞きました。

 

ちなみに、今使われているコンクリートの材料のセメント、粘土と石灰からできているってご存知でしたか?

そして陶器とは、粘土を高温で焼結させたものという事も。

ガラス質になったり微細な鉱物や金属(鉄分を含む)が溶けて固まっていると考えると理解しやすいかと。

 

なお、この記事に登場する巨大なドーム状の建築物のドーム部分の大半は軽石で構成されているそうですね。重量軽減のための工夫らしいですよ。それを固着させるためにローマンコンクリート(モルタルといったほうがいいかも)を使ってるようですけれど。

 

そして、現代のコンクリートは強烈なアルカリ性から次第に中性化していく事で、強度を維持しているのに対して、ローマンコンクリートはなぜか炭酸化(酸性化)していくらしいですね。

生石灰も火山灰も結構なアルカリ性なのに。あれは不思議なんですよね。

炭酸化していくために鉄筋は使えないとも言われてるみたいですが。

 

 

 

しかし、海水・・・樽に詰めて内陸まで運んでいたんでしょうかね?

ローマの水道橋って、結構、内陸まである訳ですから。

 

レシピを完全に失ってしまったから・・・との事ですが、忘れ去られた技術がここにもあるという事ですか。

 

 

その昔、東大の先生だったかな?

コンクリートを練る際、水ではなく、砕いた氷を使った方が強度が出るような事を言われてました事も、今、思い出しました。

 

海中に作られる構造物にはローマンコンクリートを使ったほうがよいというのであれば、港湾施設の建設コストを考えたらどういう事になるんでしょうかね?。

あるいは津波対策。

㎡あたり100tとか言われる水圧に対して、少しでも強度が増すのであれば・・・。

まぁ、所詮、人間は自然に打ち勝つ事はできないと思いますけれどね。