4月の半ばにヤフオクで落札したダブルアックス、昨日、やっと研磨を始めました。

 

 

ひどい丸刃の状態でしたね。

他人の刃の研ぎ方って、なんでこうも丸刃が多いんでしょうか?

 

普通、アックスを研ぐ前にヤスリで削って成形するんですが、このダブルアックスは全体が鋼のようですね。ヤスリではまったく下ろせませんでした。硬いのなんの・・・。

仕方ないので、午前9時半を過ぎてから、ベルトサンダーで成形から始めたんですが。

1時間半くらいかかりましたよ。

 

やっと鎬の部分の手入れができただけで、これからダイヤモンド砥石を使って刃を付けて、それから中研ぎ砥石、最後に仕上げ砥石での研磨になります。

ダブルアックス用のクランプを作らないとダメですねー。万力で固定するのは研ぎにくくなるし。

 

ログ屋はアックスを研ぐ際、丸太の木口に切り欠きを作って、アックスを楔で固定して、ヤスリを丸太の木口に突き刺して、円弧を描くように動かすクランプを作るんですよ。

この方法はもちろんアックスの種類にもよりますけどね。

 

これを研ぎ終わったら、一つ製材用の斧が使えるようになります。

もう2~3本欲しい所ですね。

アックスを自分で作ってもいいけど、幅広の刃を鍛造にするのは一人ではしんどいだろうね。

っていうか、一度、アックスを作ってみたいけどね。