人間グーグルたまりdiary

スコーレNo.4/宮下 奈都

【あらすじ】
自由奔放な妹・七葉に比べて自分は平凡だと思っている女の子・津川麻子。
そんな彼女も、中学、高校、大学、就職を通して4つのスコーレ(学校)と出会い、
少女から女性へと変わっていく。
そして、彼女が遅まきながらやっと気づいた自分のいちばん大切なものとは…。
ひとりの女性が悩み苦しみながらも成長する姿を淡く切なく美しく描きあげた傑作。


「太陽のパスタ、豆のスープ」がとてもよかった宮下 奈都さん。
こちらも期待して読みましたが期待通り。とっても素敵な1冊でした。

スコーレとは学校という意味。
家族、学校、会社、恋愛、それぞれのスコーレ(学校)を通して
主人公が成長していくストーリーは、決して派手なことは起きないけれど
読んでいて胸が苦しくなったり、あったかくなったり、
女の子だったら、1度は感じたことがありそうな思いや感情が
手に取るように伝わってくる作品。

20歳ごろの自分に読ませてあげたかったな。

最後、素晴らしい人に出会った時の出張のエピソードと
彼の家を訪れた時のエピソードに、個人的に胸がキュンキュンでした。
繊細だけど、ぐいっと引っ張ってくれる男性は素敵だ~!

読んだ後に清々しい気持ちになれる1冊です。女性の方はぜひ。