人間グーグルたまりdiary


永遠の0(ゼロ)/百田尚樹

【あらすじ】
「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。
そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。
終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。
天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんでくる。
記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。


2011年、最初に読了した本です。

2010年は「龍馬伝」で幕末のことを学び、
日本が新しい時代に向かうべく奮闘していたさまざまな人物に思いを馳せましたが、
その先に待っていたのが、この戦争であったとはと思うと
いたたまれない気持ちになりました。

第二次世界大戦のことも、特攻隊のことも、
私はこの本を通して初めて知ったことが多くて、
勉強という意味でも、読んでおいて良かったと思う1冊です。

戦争について、命について、家族や友人の絆について、
いろいろな観点で感想を持てるストーリーですが、
私はふと「愛国心」について考えた。

この時代の人たちは、軍やマスコミに半ば洗脳されて、
お国のために戦い、異常なまでの愛国心を持っていたと思う。
それが、戦争が終わった途端、その行動を非国民と呼ばれ、戦犯にされ、
愛国心は悪みたいな風潮が広がっていき、
気づけば日本人は愛国心とか、国に対する思い入れみたいなものが
不足している国民になってしまっていないかと。。。

なんかそれが、今のいろんな無関心さにつながっているんじゃないかって
ふと思ったわけです。

話は逸れましたが、心にずしっと響く良作です。