昨日に引き続き読書ネタです。
最近、検索ワードランキングに書籍名が入ってることが多くて
なんだかちょっぴり嬉しい。
装丁がステキな1冊♪
田辺聖子さんの本、ずっと気になっていたのでこれを機にジャケ買い。
この本が初めて世に出たのは昭和40年代。
田辺聖子さんの文化勲章受賞記念で復刊したそうです。
これが30年前の小説とは思えない!
言葉遣いや時代背景に古めかしさを感じますが
それがかえって素敵なんです。
そして、ハッとさせられる言葉の数々に
今も昔も男女の恋愛に関するいろんなことは変わらないんだな~と(笑)
乃里子は、若干イタイ遊び人の剛や既婚者の水野と
奔放に遊んでいるにも関わらず
真面目で人のいい、本当に好きな吾郎にだけは
どうしても「言い寄れない」
乃里子の揺れ動く気持ちや、複雑にもつれ合う感情、
恋愛に対して不器用なところとか、
女性ならどこかしら「わかるわかる!」と言いたくなります。
登場人物は決して多くないのに、それぞれのキャラクターの
棲み分けがハッキリしてるのも◎
個性的で、でもどこかにいそうな彼らの会話のキャッチボールが面白い。
恋愛の基本的なことに関して「やっぱりそうなのか」と
気付くポイントもすごく多いんです。
もし男性が読むと、女の子ってこんなこと考えているの!?
って、ちょっと怖くなるかもしれません(笑)
読み終わった後、何か心に残るものがある1冊でした。
ここから続く「私的生活」「苺をつぶしながら」も引き続き読みたいな♪