人間グーグルたまりdiary

吉田修一さんの本、2冊目です。
この作家さん、相性良いかも~。

さてさて今回は、ただ今映画にもなっている「パレード」

5人の共同生活は、一見とても平穏で淡々と進んでいるけれど
実はとても奇妙だし、みんな狂ってるし、怖い。
みんな自分を隠して「うわべだけのつき合い」してる。
大袈裟だけど、「今」という社会がぎゅっと詰まっている感じ。

“この暮らしはインターネットのチャットのようなもの”

という一文があるんだけど、まさにそれ。

でもね、この5人客観的な目で観ると全員歪んでいるのだけれど
吉田修一の文章で表現されると、全員が魅力的に写る。
すごく人間味を感じて、この部屋で暮らしてみたいとすら思う。

でも、最終章は衝撃を受けます。
背中がゾワゾワ~って、5人全員に薄気味悪さを感じたよ~。

解説で、読み返す度に怖いと思うポイントが違う
と書かれていたので、また読んでみたいな~。