人間グーグルたまりdiary


「夫婦」という関係性はすごいものがあるなと思った作品。

弱くて破天荒でどうしようもなく、常に死を願いながら生きる大谷と
すべてを受け入れて大谷に尽くす妻の佐知。
奥ゆかしさと凛とした強さを併せ持った佐知の人柄が光っていました。

大谷が行きつけの飲み屋の奥さんが家にやって来て
涙ながらに、大谷が3年間お金を一切払わず
お店の酒をほとんど飲み干してしまったと訴えた時、
大谷のあまりの破天荒ぶりに思わず噴き出してしまう佐知が
とっても微笑ましかったのと同時に、人としての強さを感じて好きなシーンでした。

大谷は本当にどうしようもない人なんだけれど
どうしてか包んであげたくなる、不思議な魅力を持った人。
他に登場する誠実で真面目な男性たちが、色褪せて見えるくらいだから不思議です。

誰かを「ほおっておけない」と思う感情は、
人が誰かに愛情を感じる時の、1つの大きな要素かもしれないなあ。