人間グーグルたまりdiary

男性の方が共感できそうな気がした1冊。
ストーリーも男性側の視点で話が進んでいきます。
うまく言えないけど、もう少し「深く」いろいろな心情や情景が
描かれていたら違ってたなあ。
お互いのどこにそんなに惹かれたのか、とか
女性側の気持ちの葛藤とか、もっと丁寧に描かれていたらと思います。

婚約者と、突然現れた正反対の女性の間で揺れる主人公。
たぶんこの主人公にイラっとする人、かなり多いはず。
でも人間いざとなると、こんな風に身勝手になってしまうのだろうと。

叶わないとしても、胸に秘めてずっと愛せる人がいるだけでも幸せなのか
全てを投げ打ってでも好きな人と結ばれる方が幸せなのか、考えちゃいました。
でも自分の旦那さんが主人公みたいだったら、私耐えられないな。
体の浮気ならともかく、心がずっとどこかにある人と暮らすなんて無理。

主人公の恩人が主人公にあてた手紙の一節が印象に残ったかな。
悩んでもいいけど、迷わないで欲しい。
悩んで悩んで悩みぬいて人間は大きくなるけれど
迷って迷って迷いぬいた人間は擦り切れて薄っぺらい人間になってしまう。
なるほどな、と思いました。


まあこんな感じで「うーん」な1冊なのですが、
映画はたぶん、観に行くと思います。
だって西島秀俊カッコイイんだもの(笑)
最近すごく好き。