江蘇省の高校、校内の野良犬数匹を校庭で惨殺 怯えて泣き出す生徒も―中国 | IT・科学一覧

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 江蘇省の高校、校内の野良犬数匹を校庭で惨殺 怯えて泣き出す生徒も―中国


 江蘇省南通市にある高校で12日、校内に住む野良犬数匹を、学校側が呼んだ「捕獲隊」が惨殺する事件が起きたことが、ネットユーザーからの情報で明らかになった。新華報業網が14日報じた。
 事件が起きたのは同市内にある通州高級中学校(日本の高校に相当)。生徒によると、12日午前の校内行事中に突然教室の外から犬の叫び声が聞こえたという。見ると、普段校内に住み着いて居た小型犬数匹が見知らぬ数人に囲まれ、暴行を受けていたとのことだ。
 生徒は、「棍棒で殴り殺したり、持ち上げて叩き落したりして犬たちが殺されたのを見たというクラスメイトがいる」とその残忍ぶりを説明。その様子におびえて泣き出す女子生徒や、「残忍だ」と連呼する教員もいたことを明かし、怒りをぶつけた。
 この事件の情報は同日午後よりネット上で急拡散。犬たちに対して思い入れのある生徒を中心に、学校に説明を求める声が相次いだ。一方で、一般のネットユーザーからは学校に野良犬を住まわせることによる衛生面、安全面のリスクを指摘する意見も出た。
 同校の責任者は13日、事実であることを認めたうえで「先日ある女子生徒が犬に追いかけられ、保護者から犬の処分を求められた」と経緯を説明。「野良犬は7、8頭いた。学校内を何の遠慮もせず行き来していて、教室に入り込んで生徒を驚かせることもあった」とし、あくまで生徒の安全を守るための措置だったとした。
 5月1日からのメーデー連休中に処理を行う予定だったが、犬の数が増えたため現地の公安当局に相談、速やかに処理すべきとの認識で一致したという。一方で、呼んだ「捕獲隊」についてこの責任者は「まさかこのようなやり方をするとは」としており、学校側がすでに担任を通じて生徒に謝罪したことを明らかにした。
 (編集翻訳 城山俊樹)