長井かおりオフィシャルブログ「おしゃべりメイクボックス」Powered by Ameba

ブログご無沙汰しました。

先日、小学校からの大切な友人を突然亡くし、

なかなか気持ちの整理がつかずにいました。

かに座の彼は、星になってしまった。





彼とは、私という人間を形成した、重要な小・中学校という

すばらしい時期を一緒に過ごしました。


優等生で、スポーツマンの彼はみんなの人気者で

いつもキラキラ輝いていました。



みんなが知っているエピソードだけど、

小学校6年間、私はずっと彼が好きでした!

毎年バレンタインにはチョコレートをあげたものです。

いつしか、想いは届き、「両思いだー」

とか、周囲に言われると、今度はそれが恥ずかしくて

お互い距離を置くと言うか、知らんぷりしたり、、、

本当に、子供って変です。


中学になると、勇気を振り絞って、バス停で告白してくれた彼に、

急におませさんになった私は、サッカー部の先輩が好きだと

言って、断ったのでした。




それでも、ずっと互いに協力しあい、勉強やスポーツに

打ち込み、すばらし青春時代を過ごしました。


※私と彼は結局、小学校5年間
(6年生は、生徒の数が増えすぎて新しい学校に
彼など半分くらいの子達がうつった)と
中学校3年間、全て同じクラスになった。
周りからも ヒューヒューとか言われてたな。



しかし、高校性になると、疎遠に・・・

中学では優秀だった彼も、進学校に進み壁にあたったのでしょうか。

スポーツもやめ、自由気ままにやっている なんてうわさを聞いていました。


彼は、東京の専門学校に進み、私も短大で上京していたので、

再会しました。


その後の彼は、やんちゃし放題のようで、バイトに、女の子に、

なにやらずいぶん、はじけてました 笑


でも、いつ会っても、中身は子供の頃のまんま。

暖かく、やさしく、面倒見が良くて、本当にいい子でした。




思えば、私たちの中で、優秀な少年というふうに

勝手に決め付けていたのかもしれない。

彼は、よく飲みに行くと、

子供の頃の優等生の自分にプレッシャーを感じていた。

と言っていたっけ。


上京して、自由きままになった彼は、本当に楽しそうだった!



私が、ヘアメイクを始めた頃、お金が無くて、苦しくて、

「おいしいもの食べたいよー」などと突然電話すると

よく、ご飯を食べさせてくれました。


奮発して、かにを食べさせてくれたこともある。(かに座の彼)


子供の頃から、わがままで、気の強い私の性格をわかってくれていて、

甘えさせてくれました。



大人になるにつれ、一年に1・2回くらいしか会わなくなったけど、

たまに電話をくれては、

「ブログ見てるよー」 とか、

「芸能人とか見んのーー!?」

「長井すげーじゃん!すげー!すげー!」といって、ミーハーにはしゃぎ 、最後には、

「応援してるから、がんばれよ!」

と言ってくれるのでした。


そんな彼も、結婚し2人の子どものパパになっていました。



いつも、どんなときも笑顔で、人々に接し、

明るいムードメーカー。


どんな仕事をしていても、いつもキラキラと、目を輝かせ、

「今が、楽しい 」と語っていた姿が忘れられない。

いつも人生を楽しんでいたと思います。



そんな彼が、突然の事故で亡くなってしまいました。


32歳という若さで。



何十年かぶりに再会する同級生や、彼のご家族。

こんな形で、みんなが集合することになるなんて。


私の子供の頃の、淡くて、切ない恋。

そんな、ふわふわした夢の中のような少女時代を思い出させてくれる、、、

素敵な思い出をくれた彼。

あの恋が成就しなかったからこそ、その後の人生も同志というか、

なんとも強い絆で、それぞれ歩んできた。



彼は、今、何を想っているだろうか。

同級生の私たちをみて、どう想っただろうか。




私は昔から、悲しいことや厳しい現実を受け入れず、
見ないようにするところがある と母からいわれます。

妄想の世界に入ると。 ふう

確かに。



でも、もう逃げないし、受け入れます。

彼は、きっと私が仕事で活躍することを願っているだろう。

ミーハーに、はしゃいでくれるに違いない。

いつも、天国で、

「長井がんばれ!」

と言ってくれるに違いない。




ありがとう。

頑張るよ。