私は子供の頃からよく、空想にふける癖がありました。楽しいことを空想することもあれば、怖いことや悪いことを空想することもありました。勉強中や仕事中も様々なことを空想してしまうので集中ができず、夜は空想が広がってなかなか寝付けなかったりしました。


鬱の時は、悪い方向にばかり想像してしまいます。もし失敗したらどうしよう、自分は皆から嫌われているのではないか、馬鹿にされているのではないか、自分は誰からも友達だと思われていない…などと悪いことばかりを考えてしまいます。実際にはそんな事実がなくても、空想しているうちに本当にそうではないかと思うようになってしまいます。そしてそのことが実際の行動にも影響を与え、何をするにも怖くなってしまいました。悪い空想をすることで、実際の生活にも悪影響が出てしまったわけです。


そんな悪い空想も最近ではあまりしなくなり、自分の行動に対する恐怖感もなくなってきました。悪い空想をし始めてしまった時には、頭の中をリセットして、他のことを考えるように心がけました。その結果、すべてがうまくいくということはありませんが、気持ちが楽になり、行動が悪い空想に影響されないようになったと思います。


(筆:松崎公則)