年末になると、忘年会や飲み会で、会社員の帰りが遅くなります。特に仕事納めの日は、給料日後ということもあり、オフィス街の居酒屋はどこも満員となっていました。

そんな年末の23時過ぎ、飲み会帰りでたくさんの会社員が列車を待っていましたが、ホームにアナウンスが流れました。
「先ほど○○駅で発生した人身事故の影響で、列車のダイヤが大きく乱れております…」
それを聞いた一人の会社員が、
「ふざけんなよ、人に迷惑かけて死ぬんじゃねーよ…」
その言葉に同調する仲間たち。人身事故が発生した時に、よく見かける風景です。

しかし、その人身事故に遭った人が、自分の家族や友人だったどうでしょうか?

自分の身の回りでは、自殺や事故、自然災害などが起こらないような気がしてしまうのですが、十分に起こり得ることです。少なくとも、年末ジャンボ宝くじで7億円を当てるより、確率は高いです。
ちなみに列車の人身事故のうち、自殺は約6~7割で、人身事故=自殺という考えは思い込みです。泥酔して線路上に落ちることも多くあるという事実は、飲み会帰りの会社員には是非知ってもらいたいです。

(筆:松崎公則)