人と人の存在を規定できない僕ら。 | One! 

人と人の存在を規定できない僕ら。

最近、師匠の影響で、社会学とか哲学とか、そんな本を読んでいる。

だからかな、こんな事を考えたのかなぁ。

一昨年前の12月、祖父(父方)が亡くなった。

<そっか、去年の仕事達を見てもらえてないんだ、がっかり・・・。>

物静かな人で、会話した覚えは全然ない。

お婆ちゃんの方がよく話した。

「髪の毛、気にするよーに、なったら、成績下がるよ!」

とか

「あんたは、全然、仏さんに参らず、木曽川ばっかみとる!」

とか

「厠の扉を開けっ放しは、あいつや」

とか。

でも、全然、お爺ちゃんと、

何かしたって、記憶がない。


僅かに残るのは、

確か、家族での大旅行の時に、

電車の席で隣になった。

僕はマンガを見終わり、外をぼけっと見てた。

祖父は、隣で、僕の席の前にある網ポケットのマンガを、

たしか、こち亀とかドラゴンボールだったかを、

ひゅっと取って、

読んでいた光景だけが記憶にある。

話を戻そう。

僕は祖父を亡くした。

いわば、

体が存在する意味や理由、

物理的原子の発端の

1/4を喪失した。

最小限のコミュニティの長を、

亡くした。

しかし、悲しくないのである。

悲しくなかったのである。

訃報が飛んだとき、

仕事を早めに切り上げ、

新幹線に乗ったが、車内で仕事をしてた。

そして尾張一宮駅に着いたとき、

(雨いやだなぁ。明後日の夜には東京に戻っていたいなぁ。)

と思っていた。(コンペがあったし。)

何故だろうか。

祖父と会話をした経験がないというのは、

問題ではない気がする。

それを最近、社会ということを、

考えていたら、こんな理由なのではないかと思った。

ほぼ、本からの引用です。(参考文献は(笑)母校の教授)

そう考えた理由は、以下です・・・。

僕が、悲しくなかった理由は、きっと、

コミュニティをきちんと規定できないからだと思う。

いや、カタカナで書くと分かりづらい。

「みんな」を規定できないから悲しいくないのだ。

人と人の存在を規定できないんだ。

僕は祖父を祖父としていないから胸が押しつぶされない。

家族をどこまでかを分からず、

実感できないから悲しくないのだ。

それこそ、昔は、隣の家の人が亡くなっただけで、

一大事であった。大勢の人が泣いた。

今は、隣の葬式は、少し悪いモノが、憑く気がする。
(僕だけかもしれないが)

これは、非常に重要な問題だ。

家族が規定できなければ、

仲間も規定できない。

仲間が規定できなければ、

社会が規定できない。

隣の人を、誰か、決められない。

同僚とか会社の人とかいう枠組みは存在する。

でも自分のなかで、誰であるかを決められないのだ。


最近、仕事で、よく考えることがある。

チームを規定できるか。

当事者意識を持てるか。

この仕事と、関わる人との関係を、どう結んでいるのか。

本気で、この仕事を獲りたいと思っているか。

真剣に、生活者やクライアントを見ているか。

モノとヒトにコミットしているのか。


誰かがやってくれるとか。言ったことをやるだけとか。

は、人と人の関係を規定できてない。

規定できるということは、

関係性が双方向になり、対話的である時。

もっと言うと、物々交換状態。

いわばバーター。

バーターこそ実は、人と人を規定し、

存在を規定し、自分の在り方を規定する。


規定したヒトが欠ける、亡くなると、

物理的、心理的なモノを失う。

対峙者を失う。



僕は、人と人の存在を規定できないことに、

イライラする。

そして、自身もできていなかったことに

ムカつく。



最近、その規定できないことが、

本当に自分自身を苦しめる。

何でだろう。何でだろう。

黙る人と、

見ない人、

言うだけの人、

対話ができない。



上が規定できなきゃ、

下も規定できない。

左が規定でなきゃ、

右も規定できない。

自分の存在する場所が分からない。


しかしながら、

挙げ句の果てには、

自分の言うことを、

ヒトに押しつけることで、

自分だけを規定することもある。

他人を規定することは、ほとんどない。

自分、の、押しつけによる規定。
※あぁ、オレかなぁ。


祖父の死で、

そんな自分の存在を非常に憂いでいる。


自分の存在価値を、

対話と、

バーターで、

規定し、

僕は熱狂する人生を送りたい。

家族と、仲間と、社会と。

※なんだ、このクソみたいな文書は、わはははは。


ちなみに参考文献は・・・。

読んで、まんまじゃない!って言わないでね。

コレと祖父との関係性からの示唆なので。

14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に/宮台 真司

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※少し批判的検討もあるので、次回はw??