アントニオ猪木さんが亡くなった。



名古屋駅で一度、お見かけしたことがあります。

新幹線改札口から少し出たところに

頭ひとつ抜けてそびえ立つ

光沢のあるシルバーのスーツに

赤いストール。


その立ち姿は遠くからでもすぐにわかった。

人々は「見て!イノキだ!」と

見知らぬ隣の人の肩を叩いて教え合う。

昔のTVシリーズ「スーパーマン」の

オープニングのように。


会えた(遠くから見た)だけで

嬉しくなる💞

元気がもらえる✨✨

稀有な存在💝


猪木氏は誰かを待っている様子だった。

すると待ち人が現れたようで、

彼は深々とお辞儀をして

そちらに歩み寄る。

明らかに相手の方が

力関係的に上であるようだ。


イノキに最敬礼させるなんて誰っ⁉️

って興味津々で視線を移したら、

その先には…



小柄な和服姿の老女がいた。

白髪のポンパドールに黒の長羽織。

両側に黒服のおにーさん2人を従えて。

うわぁ〜❗️何者〜〜〜⁉️

存在感ハンパなかった。

猪木氏は合流して歩いていった。

身体の物理的な大小を超えた

人間の真の大きさ、というものを

目撃した瞬間でした。


アントニオ猪木氏の

ご冥福をお祈りいたします。🙏