大学受験生のみなさんこんにちは。

 

今日からしばらく、「大学入試センター試験英語」の解き方について

お話していきたいと思います。

 

予備校の英語の講師が10人いたら、10通りの違ったことを言うと思います。

でも、受験生の皆さんは、その様々なやり方に振り回されるのではなく、

とりあえず、良さそうだな、と思えるものを試してみて、

「あ、なるほど!これは使えそうだ!」と、いいとこ取りをして、

最終的には「オリジナル・ブレンド」の「マイ・スタイル」をつかんでいって

みて下さいね。

 

それでは、始めます。

 

まず、最初に、全体の目標点の設定と時間配分を大体きめましょう。

200点満点の問題を80分で解くわけですから、機械的に時間配分すると

 

第1問 発音問題は 配点14点なので 14/200=x/80 で x=5.6 

             5.6分かけていいということになります。

同様に

第2問 文法語法、語句整序作文問題は47点なので 18.8分

第3問 不適切文除去と討論要旨問題は33点なので 13.2分

第4問 グラフと広告の読み取り問題は40 点なので 16分

第5問 物語は 30点なので 12分

第6問 論説文は36点なので 14.4分

 

と、機械的に時間配分をしてみます。

 

すると、感覚的に、「発音問題に5分もかけなくてもいいよな~」とか

「第6問が14分はキツいよな~」と感じますね。

でしたら、問題によって、かける時間を加減して下さい。

 

この時に、目標点を判断基準に加味して下さい。

 

医学部受験でない限り、200点満点を狙わなくてもいいはずです。

仮に目標点が「8割の160点」とすると、40点は落としてもいいわけです。

この40点分を、ウンウン考えた末に間違えた40点にするのではなく、

どうせ間違えるのなら、はじめっから時間をかけないで間違える。時間をかける問題は

絶対に全部正解にして得点する、という作戦です。

 

極端な事をいうと、たとえば、「発音問題が苦手でいつも2問くらいしかあってない。この先どうやって勉強したらいいかわからなくて不安!」という人は、もう発音問題は捨てて下さい。やらなくていいです。忘れましょう。不安に思う必要もない。その代わり、単語熟語を覚えたり、古典や理科や社会の暗記すべき事項をしっかり覚えるのに勉強時間を使いましょう。本番では、マークシートの1から7まで同じ番号を塗りましょう。7問中運が良ければ2問くらい当たって、4点ゲット!浮いた5.6分は他の長文問題などに回します。

 

こんな感じで、得意な問題は、時間をかけて絶対に取る!苦手な問題は、どうせ間違えるから時間をかけないようにしよう、と割り切って、どの問題に何分かけるか、の大体の時間の予算配分をしてみて下さい。