私達は、誰もが語学の天才だった。

一日もサボらずに1万時間リスニングのトレーニングをして

日本語が聞き取れて、自分でも話せるようになってた。

 

なのに、どうして、自分が天才だったってこと

いつの間にか忘れちゃうんだろう。

 

いつ頃からかな。

少なくとも、幼稚園の時は、「自分は天才ではない」とは思っていなかった。

そもそも、天才とかそういう概念ないし。

 

小学校に入って、「成績」というのを付けられるようになってからかな。

低学年の頃は、それでもまだ、よく意味がわからなかったけど、

高学年になると、「あの子は頭いいから」といって特別扱いする子がでてきた。

で、自分は違うし、って決めつけていく。

 

他人と比べられて、競争させられて、順位をつけられて、

お前は1番じゃない、頭いいわけじゃないんだ、バカなんだ、いい気になるんじゃない。

 

でも、そんなはずはない。僕だってやれば出来るはず!

って、思ってると、

「中二病だ」って笑われて、足を引っ張られて。

 

気がついたら、自信がなくなってた。不安がいっぱいになってた。

本番に弱くなってた。

 

おかしいなぁ。赤ちゃんの頃は、自分を疑うことなんて、これっぽっちもなかったのに。