カフェを開業しようと思ったものの、何から始めれば良いのか分からないという方は多いのではないでしょうか?そういった時はカフェ巡りの旅に出かけましょう!自分が「あ、良いかも」と思ったカフェを次々と訪れてみるのです。そうすることで色々な発見をすることができますよ。




 自分が入りたいと思うカフェはあなたが将来開業したいと思っている自分のカフェに近い!



 全部が全部とは言いませんが、そういった素敵なカフェには、あなた自身がやってみたいカフェのヒントがたくさん詰まっているはずです。ただし、訪問する前にやっておくことが一つだけ。



 自分が知りたい事、興味があることのチェックシートを作ってから訪問する。





 「客席の数は何席か?」、「メニューの価格帯はどれくらいか?」、「スタッフの数は?」などなどです。出来る事なら10個~15個くらいはチェック項目を設定し、店ごとのチェックシートを用意して下さい。それらを携えて、それぞれのカフェを訪問し、チェック項目に関して記入します。そうして、それらを比較すれば、店ごとに違う点や共通の点が分かり、色々なものが見えてくるはずです。




 ところで、先日の記事でも、自分で調査してみる事をおすすめさせて頂きました。それというのも、やはり疑問点は自分の目で確かめてみるのが、その人にとって一番良いと考えているからです。なぜなら、そうすることがその人の経営センスを磨く事につながるからです。



 カフェを開店し、経営していくのはあなた自身です。いろいろな基本ならば、本や雑誌を読めば知る事ができます。しかし、実際にカフェを経営していく上で困った事が生じた時、それらはあなたのことを助けてはくれません。あなたはあなたの経営センスを頼り、解決するしかないのです。そういったとき、自分で確かめ、考え、実行する能力があるのかないのかでは結果に大きな違いが出てきます。だから、覚えていて欲しいんです。



 受け身な態度では必ず失敗します。




 カフェ経営において、最後に頼れるのは自分自身です。あなたのお店なんです。そういった覚悟や決心は多少なりとも開業する前に確認しておく必要があると思います。






 とはいえ、楽しむ事も忘れないで下さいね。楽しい事は上達するのも早いですし、それがエネルギーとなり、想いとなってお客さんを楽しませたり、心地よくさせるんです。真剣に楽しむ事。そのことをぜひ目指してみて下さい。



 さて、今日はお金の話です。カフェ開業でもっとも疑問に思う事であり、興味深いことでもある開業資金。一体いくらくらい必要なのでしょうか?皆さんはいくらくらいだと思いますか?実は・・・





 大体、総額1000万円~1500万円くらい必要です。



 ただし、立地や物件、契約などにより左右します。もちろん、全て自己資金じゃないといけないわけではありませんよ。自己資金+融資も含めての数字です。



 ちょっと、弱気になったんじゃないですか?確かにすぐに用意できる額ではないですからね。ちょっと考えてしまって当然だと思います。というか、考えないようでは逆に駄目です。



 しかし、ここは弱気になるのではなく、少し前向きに捉えて頂きたいと思います。つまり、これだけの金額が必要なんだということは、逆に言えば、これだけの金額が用意できれば、念願のカフェが開業できるということです。漠然とお金を集めたり、貯めたりするのは大変ですしね。「目標金額がはっきりして良かった」と思えば良いんじゃないかと思います。



 さて、ここまでならどこかの本屋で立ち読みすれば、ある程度調べられるかと思います。では、それよりも一歩先を行くにはどうすれば良いと思いますか?それは・・・



 実際に自分で調べて計算してみる。




 今の時代、インターネットがあれば、ある程度のことは知る事ができます。なので、自分で業務用設備を販売しているメーカーのHPで価格を調べたり、不動産のHPで物件の相場を調べたりしてみるのです。特に、物件なんていうのは立地や条件によって大きく価格が変わるものですので、自分の目で確かめてみる必要があります。運転資金なんてのも考える必要がありますよね。



 そうして調べた数字を紙に書いて、普段目にする場所に貼っておきましょう。



 それはあなたの成果であり、目標です。この作業をする前と後とでは、一歩だけですが、自分の夢へ近づいたと言えます。あとは着実にこの目標に向かうだけです。もちろん、達成するにはいろんな方法があります。次回からはその方法についても書いていきたいと思いますが、もし、今すぐ知りたいと言うのならどんどん調べてもらって良いですよ。遠慮なんかせずに、そのエネルギーを大事にして下さいね。



 それではまた次回。


 まずは紙と鉛筆またはボールペンを用意して下さい。今からあなたのカフェのコンセプトについて考えていきます。と、その前に伝えておきたいことがあります。それは、そもそもカフェという業態には様々な種類があり、それだけでも一冊の本ができあがってしまうくらいにたくさんあるということ。そして、その中からあなたが経営できる業態は一種類でしかないということです。もちろん、お店が軌道に乗って2店舗め、3店舗めということが無いわけではありませんが、とりあえずここでは最初の1店舗めの話をさせて頂きます。





 まず、最初に考えなくてはならないのは、カフェとはどういうものなのかということです。以前のカフェや喫茶店は、待ち合わせや商談などの場所として用いられることが多く、どこか場所貸し的な側面がありました。煙草モクモク、サラリーマンがいっぱいといった感じです。一方で、現代のカフェや喫茶店はというと、若い女性や読書をする男性、カップルなども増えて、お店の空間そのものを楽しむ事を目的とするユーザーが増えています。また、昔と今に共通するかたちとしては、コーヒ専門店としての喫茶店やカフェがあります。「自家焙煎」や「美味しい一杯」といった宣伝文句を掲げているお店ですね。




 ここで、あなたには3つの選択肢が与えられるわけです。空間を楽しんでもらうのか、メニューを楽しんでもらうのか、それとも友人や仕事相手のひとときを楽しんでもらうのかです。もちろん、どれか一つにしなくてはならないという訳ではありませんよ。ただ、どれに重点を置くのかはやはりはっきりしておく必要があります。そのことがのちのちにお店の売りと呼ばれるものになり、逆に、きちんと重点を絞れていないお店というのはイマイチ売りがなんなのかがお客さんに伝わらないといったことが多々見られるからです。



 あなたのカフェはお客さんにとって、どういう存在になって欲しいですか?



 次に開業する場所ですね。ここでは詳しい場所ではなく、あくまでイメージとしてどういった場所が良いのかを紙に書いてみて下さい。書けましたか?では、そのイメージとあなたの考えるカフェのイメージは一致しているでしょうか?もし、異なる点があるならそれはどういう部分なのかを書き出してみて下さい。それが出来たら、それは克服可能なのかどうかも軽く考えてみて下さい。どうですか?もし、克服できそうならば良いですが、克服できそうにないならばその対策を考えなくてはなりませんね。あ、でも、今回はそこまでやらなくても結構ですよ。それよりも、こういったイメージ同士の相違点に注意を向けるクセをつけて下さい。今後、経営をしていく上で重要な感覚ですので。




 3番目はメニューです。あなたのカフェでは何が売られていますか?ケーキ?パン?それとも、おしるこ?イメージによってメニューにあるものも変わってきますよ。もちろん、ここでも上記でやったイメージ同士の違いに気をつけて下さいね。ただし、ここではイメージ同士の調整はしないこと。「このメニューはイメージからずれてるけど、でもやっぱり置いてみたいなあ」の気持ちで洩らさず書き出して下さい。調整する作業はそのあとです。



 4番目は開業してからをイメージしてみて下さい。それは春ですか?冬ですか?時間は?スタッフの人数は?広さは?どんどん想像して下さい。楽しむという気持ちやワクワクする感情も忘れないで下さいね。そうした時に完成図と今までのイメージにも相違点がありますよね?良いんです、それで。







 さて、ここまでやってあなたのイメージはかなり具体的なものになったことかと思います。紙を一から見直してみて下さい。ぼんやりとあなたのカフェのコンセプトが見えてきませんか?そうなんです。それがあなたのやりたいことなんです。でも、今のままじゃ駄目です。そのぼんやりとしたものを磨いて、はっきりとしたものにしなくてはなりません。


 
 あなたはどんなカフェを開きたいですか?



 この質問と上記の作業を何度か繰り返してみて下さい。そうすると1回目には出て来たキーワードが2回目、3回目にも繰り返し出て来たり、また、その逆に2回目以降には出て来なかったりします。そうしたら、何回も出てくるイメージだけを集めて書き出してみましょう。そう、これがより具体的なあなたのお店のコンセプトであり、イメージです。あとはこれをあなたなりの言葉にしてみて下さい。



 え?まだ相違点がある?大丈夫です。人というのは、本当に自分がやりたいことというのはどんな困難があっても乗り越えられるものですから。それよりもそれがあなたのやりたいお店なんですから、それを大事にして下さい。



 本当にやりたいことを見つけている人なんて、そう多くはないですよ。