
無駄のない 美しい作品を創りたかった
完璧なフォルム ムーブ マス
それを求めて 創っては壊すを繰り返す
だけど何も生まれない
できなかった わからなっかた
なにが美しくて どれが美しくないのか
あの塊も この動きも どれもこれも
いいとは思わなかったけど
悪いとも思えなかった
基準がない 理想のモデルが
理想の形を見いだせなっかた
だから使う素材はいつも粘土
いくらでも動かせるから
何もわからない私にとって
とても都合がよかった
けれどそれは永遠に作品が
終わらないことを意味していた
作品は自分の内面そのものだ
わかるからそれがよけい悲しかった
空っぽな自分がいる
何時間も 何日も 何ヶ月も前から
創り続けても いっこうに変わらない
それどころかますますわからなくなって
ひどくなるばかりだ
欲しかったのは中心の部分
見つかればとてもはやい