2017年、106冊目はこちら。
クラウドファンディングで支援して、到着を待っていたけれど、なかなか届かず。
そんな時に参加した、newspicks アカデミアで参加者全員にサイン本がプレゼント
ちゃんとセミナーの詳細に書いてあったのに読み飛ばしていて、当日もらえることを知って嬉しかった
セミナーのときの記事は こちら
その翌日に、クラウドファンディングのリターンの本も到着。
こちらはシリアルナンバーが書かれているのでそのまま保存用にしました。
newspicksアカデミアの時にも、色々とパラスポーツの盛り上げについてのヒントをもらったと思うけれど、改めて読んでみて、今度はモチベーションの部分と意識の部分にたくさんのヒントをもらいました。
その中でも1番ささったのがこれ。
私の仕事は、2020年に向けてパラリンピック、パラスポーツの啓発をすること。
そして、国内のパラスポーツの競技団体が2020年以降に自立運営ができる状態にすること。
2つ目のパラスポーツ競技団体の自立運営は、運営そのもののノウハウ共有も重要だけど、まずは団体として1番重要となるのが、「各競技」が認知されること。
認知されなければ、ファンもつかないし、観客も集まらない。
そうなるともちろん支援者もスポンサーもつかない。
スポーツ競技団体の運営には、支援者が必要になるのだから、「各競技」を広めることが1番の課題だと思う。
そう考えると、規模の大小はあれど、パラリンピックとパラスポーツの啓発をすることと、パラリンピック競技団体の自立運営を目指すことは、どちらも「広めること」が課題ということ。
つまりは、広告が重要だということ。
パラリンピックという言葉そのものは、多くの国民が知るようになった。
これは、2020年があるし、マスコミもキチンと「東京オリンピック・パラリンピック」と言ってくれることで、言葉そのものの認知は広がった。
でも、「パラリンピック」というものは大会名であって、ある意味イベントの大枠の名前でしかないから、いざその名を聞いて具体的なイメージを持てるかというとそうではないと思う。
リオパラリンピックで日本が銅メダルを取ったウィルチェアーラグビーという競技名をいったい何人の国民が知っているのか。
名前は聞いたことがあったとして、それが室内競技であること、4対4で戦うこと、ボールが丸いこと、パスを前に出していいことを知っているのはどれくらいいるのだろうか。
「パラリンピックの選手」や「パラリンピアン」と聞いて、個人名を答えられる人はどれくらいいるのだろうか。
そもそも、パラリンピックで開催される競技が何か、知っている人はどれくらいいるのだろうか?
まだまだ、ごく一部の人にしか知られてない現状を考えると、まだ「パラリンピック」の認知度は高まっていない。
この状況の時に、必ず挙がるのが
「そもそも日本にはスポーツ文化がないから」というフレーズ。
メジャーリーグとかアメフトとかNBAとか、アメリカではスポーツ産業がかなり盛り上がっているのに対して、日本はスポーツを楽しむ文化がないという。
そもそもオリンピックですら、全ての競技は知られていないとか。
近代五種とかね。
でも、日本国内には色んなイベントに人が溢れていて、チケットは入手困難になるものもあって、多くの人が熱狂するものがある。
スポーツ文化がないから盛り上がらないのも一つの要因かもしれないけれど、他のきっかけで盛り上げることもできるかもしれない。
スポーツ文化を醸成することも一つの手段。
でも、もっと知ってもらうための別の手段があるかもしれない。
「パラスポーツを観る」ことが一つの【ネタ】になるような、
「パラスポーツを支援する」ことが一つの【ネタ】になるような、
そんなチャンスが作れたら、もっと広めるきっかけをつかめるかもしれない。
「DVDを販売するためには3000枚は売れないといけない」という判断は【流通】がベースにある考えからの判断だとこの本では書かれていました。
そこで西野さんがとったのは【流通させない】という判断。
自分のイベントでのみ販売することで、流通のコストを削減し、DVD化の実現のみならず多くの利益を生み出している。
これって「売れない」ということに対して色んな解決策があるにも関わらず「当たり前のこと」として既に思考停止してしまっている部分があるってことを指していると思うんです。
パラスポーツは、アスリートの皆さん「スポーツとして観てほしい」というから、私たちも「スポーツとして」かっこよく伝えようと努力している。
でも、ものすごい盛り上げを見せている広島カープの『カープ女子』たちは、果たして広島戦を「スポーツとして」観ているのだろうか?
大きなイベントやお祭りごとがある時、そのものの価値を楽しむ人よりも、その場にいることに価値を見出す人の方が多くなってきている時代なんじゃないかなぁ。
だからといって、スポーツとしての魅力を伝えないというわけではないんだけど。
「スポーツとして」にこだわることこメリットって少ないんじゃないかな?と思うんです。
接点が増えたら、これまで知らなかったけど知ったことで「スポーツとして」観てくれるかもしれない人が増えるかもしれないし。
「かっこいい」というミーハーな心がある人ばかりが例え増えたとしても、それで観客が満員にぬり、寄付者が増えたら、団体の資金は潤うわけで。
キャーキャーいう人は迷惑です、なんて言えないわけで。
知られていないという今の状況よりは圧倒的に良くなるはず。
こう考えると、本当に私はパラスポーツを「売ってない」という状況なんだなと。
きちんと「売る」ことができたら絶対広まるはず。
私自身、組織の人間だからという点で、決定権を持てないと思っていたし、そこで諦めていた部分もあると思います。
でも、やろうと思えば組織の中でてきることも、組織の外でできることもあるはず。
今から、行動しよう。
良い刺激をもらった土曜日でした。
これは色んな人の仕事や生活にヒントのある本です。
私は読書が好きだけど、読書が苦手な人でも読みやすい本だと思います。
騙されたと思って手にとってみてください!
革命のファンファーレ 現代のお金と広告

