(001)○に近い△を生きる 「正論」や「正解」にだまされるな (ポプラ新書)人生のバイブルに決定。
地元の本屋で出会った一冊。
いつも鞄に本を5冊とか入れて持ち歩いていたら
「前時代的」と評価されたのが悔しくkindleにしたけどやっぱり本を買ってしまう私。
でもやっぱり、本屋での出会いって素晴らしい。
すごく運命的な感じがします。
鎌田實さんはとても有名なお医者様ですが、初めて著書を手に取りました。
内容はタイトル通り。
「○に近い△を生きる」ということ。
私たちは世の中のことを、○と×で考えて生きていることが多い。
だけど、世の中のことを○と言われる「正論」や「正解」の基準だけで考えていいのか?
そこにはきっと△という「別解」があるんじゃないか。
むしろ、△があっていいんだっていう考え方です。
世の中の正論は確かに正論。
だけど、一人ひとりおかれた状況が違うと、正論だとわかっていながら○を選べない場合もある。
そしたら全部が×なのか?
一人一人の状況が異なって、○がどうしても選べないのなら、
その中から○に近い△を探せば、私たちはきっと絶望せずにいられるんじゃないでしょうか。
読んでいて、最近の生活にリンクすることが多くてびっくり。
まず思ったのが、最近感動した和田裕美さんの「新・陽転思考」に似ているなという印象。
その状況の「良かったこと」を見つめるという視点は、
鎌田さんの薦める△や「別解」を探すという視点と似ている。
違うのは視点の向きかなと。
和田さんのはどちらかというと過去から現状にかけて、鎌田さんのは現状から未来にかけて。
どちらも、視点を変えることで人生が変わるということを伝えています。
私が修論で扱うcapability approach。
ノーベル厚生経済学賞を受賞しているアマルティア・センという経済学者が発端の概念ですが、
このセンはcapability approachの概念的な弱さを認めつつも、
「明確に間違ったことよりも曖昧に正しいことをする」と述べています。
現状が明らかに間違っていると指摘しているので、正解ではないけれど「間違っていない」方法でアプローチすることを訴えています。
この考えも、一人ひとり達成すべきcapabilityが違うことを前提にしているので、
「別解」を探すと思考は似ているなと実感。
障がいのある人との生き方を考えていると、この○と△と×をすごく考えてしまう。
例えば、歩けることはこの世の中で自由に移動できることを示すから「○」かもしれない。
今はだいぶ見方が変わってきたけれど、それでもやっぱり歩けないことは「×」になりやすい。
例え手が動くとしても、その人は「歩けない人」になってしまいがち。
彼らが活躍する可能性が、「歩けない」だけですべて×になってしまう。
○に近い△の可能性がたくさんあるはずなのに。
先日のスポーツ祭東京の映像配信ボランティアのリーダーをしてくれた石渡君も、
社会の役に立ちたいと思っていたけれどボランティアの機会がなかったと話していました。
彼は車いすユーザーだったので、社会の中では無意識に「ボランティアされる側」に回されていたんだと思います。
でも、彼は立派に映像配信の編集業務を担ってくれました。
ボランティアの仕事がどれでもできることが○と考えられがちだけど、
一つの役職でしっかりこなせるならそれで十分です。
△なのかと言われるとちょっとわからないけれど、「別解」として正解だと思います。
障がいがあることに対して、×と決めつけてしまう人があまりに多い現状です。
×だと決めつけてしまう仕組みがあらゆるところにあります。
そこをなんとか変えていかないと!って改めて思いました。
そんなことには負けないで、○に近い△を探して行こう!って奮起しました。
変な人でいていいって、鎌田さんが言っているので、変な人でいようと決意しました。笑
将来にたくさんの不安があったからこそ、
一致団結して立ち上がったママたちの会社Fun Findsは、
まさに「○に近い△を探す」会社だと私は思います。
障がいのある人は働けない?
限られた職種だけでもあればいい?
余暇だけで過ごせばそれでいい?
地元葉山で雇用がないなら、地元葉山に働ける場を作ればいい。
世の中の「正論」には負けません。
障がいといっても千差万別。
「障がい者にはこれをさせればいい」なんて正解はないと思っています。
一人一人にあった「別解」を探して進んでいく会社がFun Findsだと思っています。
そして、見つけた「別解」が一人でも多くの人の幸福に繋がるように。
そんな想いで明日からも頑張れたらと思います。
この本読んだら怖い物なんてなくなった!
典型的優等生だった私は○を生きていきたいと思いがちだったけれど、
△がむしろいいんだって思えたら、全然怖い物なんてない。
絶対△見つける!って覚悟ができて強くなったと思います。
私の人生も他のみんなの人生にも、「正論」なんて必要なくて、
自分なりの「別解」を見つけて幸福に生きていけばいい。
私のやっていることは全て「別解」を探す取り組みなんだって、自信を持てた気がします。
私、明日からもっと頑張れる気がします(-^-^-)
人生をちょっと変えたいと思った人、おすすめです☆
とりあえず、読んでみて

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