浦田理恵 見えないチカラとキセキ (読み物単品)

『浦田理恵 見えないチカラとキセキ』
竹内由美著(シーズアスリート)
学研

NPO法人STANDが出版のお手伝いをした作品です

~挑戦たち~
http://www.challengers.tv/topics/2013/10/2612.html


届いてさっそく読みました


小中学生向けに構成されている本だと思います。
字もおっきくて、大人なら1,2時間で読める作品です。

でも、やっぱり得るものは大きいなと思います。


ロンドンパラリンピックで、『ゴールボール』という競技の名前を知った方も多いはず。
私もその一人です。

でも、その競技の詳しいルールとか、選手がどんな思いで競技に取り組んでいるのか、この本を読むまで知りませんでした。

「アダプテッドスポーツ」という言葉も初めて知りました。
プレーする人の身体的な条件に合わせてルールが工夫されたスポーツのことを指すそうです。
=障がい者スポーツ ではなくて、ネットの高さとか試合時間を選手の年齢で変えたりすることとかも含まれるそうです。
まだまだ、知らないけど良い言葉とか考えって世の中にたくさんあるんだなと気づきました。


パラリンピックの選手は、何かしらの障がいを抱えた選手ですが、
運動が極度に苦手な私にとっては、どの選手も雲の上の人物で、どこかで特別な人だと思っていました。

誰よりも一生懸命に協議に向き合ってきた人であることには間違いないことで、
そういった意味ではすごく特別な人なのかもしれません。

この本の浦田理恵さんも、ゴールボールに真摯に向き合ってきた一人です。


でも、障がいを持つまでは私と同じように小学校の教師を目指していた女の子で、
視力を失ってゴールボールを始めてからも、
運動が得意だったわけでもなく、きつい練習から逃げ出したいを思ったりもしていた、
本当に普通の女の子だったようです。

そんな等身大の彼女の姿がまっすぐに綴られているから、読みながらものすごく親近感を抱きました。


たぶん、普通の女の子だった浦田さんが変わったところはただ一つ。

「現実の捉え方」だと思います。


「できないことを数えるよりもできることを数える」

現実として存在するものは変わっていないけれど、それをどう見るかによって、その後の現実はきっと変わってくるんだと思います。
目の前のことから逃げないことで、夢に近づくことができる。

それを証明しているのが、この本で綴られている彼女のストーリーです。


なんだか自然と、「私も頑張ってみようかな」と後押しされたさわやかな気分になりました


読んでゴールボールへの興味も湧きました
ニュース報道でしか観たことないので試合観てみたいなと

なかなか、障がい者スポーツって触れる機会がないのですが、本から競技とか選手に関心を持つのも一つの手段だなって思います

浦田理恵さんの所属するシーズアスリートのHPはこちら
http://athlete.ahc-net.co.jp/

調べてみたたのでゴールボール協会のHPも
http://www.jgba.jp/

ネタバレしてしまうとつまらないと思うので、内容を明かせませんが、
スポーツっていろんなところの垣根を越えるチカラがあるものだと改めて思いました。

一言に「障がい者」と言っても、いろんな障がいの程度があります。
ゴールボールは主に視覚障がいのある方々の競技ですが、
それが他の障がいの子どもたちに笑顔をもたらすこともできて、
いわゆる健常者と呼ばれる人たちを励ますこともできるんだなぁって。

障がいのあるなしに関わらず、当たり前にスポーツやりたい人が取り組める環境ができたらいいなって

まだまだ障がいのある人たちがスポーツを楽しむには、
場所とか費用とか乗り越えなくちゃいけないハードルがたくさんあると思います。
でも、いろんな問題も解決していくのは人の手。

一人の力ではどうにもできないことがたくさんあるけれど、
みんなが繋がっていけば、実現できることはたくさんあるはず。

世界を変えたいって思っても、自分の無力さを実感してくじけそうになることも多々あるけれど、
「できることを数える」精神で私もちょっとずつ進んでいこうと思います

新しいことに取り組むのはいつでもハードルは高いもの。
でも、私も「ファーストペンギン」目指して頑張ろうって思いました
(なんだか知りたい人はぜひ読んでください


明日からも頑張ろうっ