今日は、パレスホテル大宮の料理長さんにお会いしてきました

1月に講演会で知り合い、
Co-Co Lifeの営業でも何度か訪れました。
4月の『ひるまえほっと』でCo-Co Lifeが取り上げてもらった時に、私の営業も取材していただき、その時に伺ったのもパレスホテルさんでした。



今回は営業ではなく、私個人の関心として。
あちらには利益になるような話ではないので、お時間を作ってくださる料理長の広い心に感謝します。。

私もあんな風な素敵な大人になりたい。(もう大人の年齢ではありますが。汗)

埼玉県内ではクッキープロジェクトというのをやっていて、パレスホテル大宮主催のPremiumQuality Cupという作業所のお菓子コンテストがあります。
(詳細は「
Premium Quality Cup」でググると募集要項がヒットすると思います

 

今年で4回目。
毎年、彩の国セルぷまつるで開催しています。

 

福祉の関係者の中には、作業所は「福祉」だから、順位をつけたり競ったりするのはいかがなものかという意見もあるそうです。
しかし、料理長はあえて「脱福祉」を掲げています。

福祉の域を出なければ、
「美味しいから買ってもらう」
ではなく、
ボランティア精神や寄付の一環としての売り上げしか得られません。

工賃が上がらない状況では、利用者も職員も意欲の向上は難しいのではないか。
普通の店舗と同じレベルの味、同じレベルの意識を持ち、「美味しいから」買うお客さんが増えたなら、みんなのやる気・意欲に繋がるはず。

「売り上げを上げたい」
そう思うなら、せっかくやるなら日本一めざそうよ!
そうゆう想いがあります。

順位をつけることで、全体的な作業所のレベルのアップ、そして何よりも活性化に繋がります。

おいしいと言ってくれることによって、
福祉と思って働いている職員にも意欲が湧きます。
作っている利用者にも「美味しかった」の声はもちろん届きます。やる気に繋がります。
家族の中には作業所に通うことをネガティブに思っている人がいるかもしれません。
でも、そこの商品が知り合いに自慢できるような商品になったら?
きっと気持ちの面での変化は大きいと思います。

事実、「本気でやります」と真剣に取り組む職員さんが増えました。
喜ぶ利用者さんもたくさんいます。
何より、親御さんの喜ぶ声がたくさんあるそうです。

福祉だから競ってはいけない。

その考えって、なんだか健常者の圧力に感じます。
彼らにも、頑張る気持ちは必ずあります。
頑張る過程にはもちろん大変なこともたくさんあります。
彼らに苦労を味あわせないために、という思いで、大きな喜びとか意欲とかまで削いでいるんじゃないかなって思います。

ISFnetさんとかスワンさんとか、日本理化学工業さんとか。
民間企業で活躍する障がいのある方々はたくさんいます。
多くの社員さんが、「ありがとう」と言われたことが嬉しいと言っています。

「ありがとう」
その言葉のために、頑張る力は誰にでもある。
誰にも挑戦する機会を、って思います。

だから、私は、競うことがあってもいいと思うんです。

競うことが、傷つけあったり、否定し合うことになるならだめだけど、
切磋琢磨し合うなら悪いことじゃないと思います。

「福祉施設のものだから買ってもらう」 という考えでは、いつまでたっても自立はできません。

「美味しいから買った」
そして、よくよくみたら
「福祉施設のものだった」 
これなら、おいしいからまた食べようと思ってもらえます。
福祉だろうと何だろうと関係なく、消費者は購入します。

それは結果として、工賃にももちろん反映します。

いつなくなるかわからない障害者年金を頼りにして生きていって、いつかそれがなくなったらどうするのか。
なくなってから焦るのではなくて、彼らには可能にする力があるんだから、それをちゃんと可能にしよう。
そして、彼らが納税者になれるくらい、レベルを高めていこう。

その環境を、どうやって整えていくのか。
そこで頑張るのが、自分かなって勝手に使命感を抱いてます(笑)
 

料理長はお菓子コンテストだけでなく、さいたま市内の作業所2か所を1年間ずつレシピ改善等で助言に入っているそうです。

この助言するシステムはさいたま市の事業らしく、お菓子製造の作業所に料理長。
他にも、アパレルや工業系など、その作業所の取り組みにプロの方を派遣して作業所のレベルを向上する取り組みをしているそう。
すごい興味深いです

さいたま市って前にもこのブログで取り上げましたが、シェフ給食とかもやっていて、すごく教育とか福祉に熱いですよね。(「
給食は特別な時間」)
行政の取り組みに注目していきたい


今回、このお話を聞きに行ったのは、前からこの取り組みにはすごく興味があって、
今後これを地元でやりたいなって思って。

思うだけじゃ始まらないから、準備をしようと思って、地元の人々を巻き込めるだけの情報を集めるために伺ってきました。

お時間頂いて、たっぷりお話伺って、ブログで公開するにはもったいないくらい、すごい取り組みたくさん聞いたので、地元でやろう!!!!と意気込んでおります。

今、考えているだけでワクワクしています


実際に、パレスホテル大宮で販売している作業所のお菓子を頂いたんですけど、普通にホテルのお菓子って感じなんです。(添付の写真です


味もパッケージも。

ちなみに、写真の左のが今年6月のコンテストの優勝作品。
フィナンシエなんですけど、チョコミント味。
すっきりさわやか

しかもしっとりおいしい

写真右は、パレスホテル大宮のお菓子として販売しているもの。
作業所をOEMでやっているそうなんです。
この取り組みが。。。本当に興味深くって!
作業所の未来が開けちゃうんじゃないかなってワクワクするアイディアでした。

製造しているのは、特別な作業所ってわけじゃないんです。
職員もみんな、製菓に携わったことのない人たちらしい。

素人でもここまでできるよ

と示すのが料理長のやりがいなんだとか

作業所の人たちにはできないと思っている人世間の考えと、
自分たちにはできないと思っている作業所の方々の考え、
両方ともグルんと変えちゃうと思います。

「0からでも、絶対にできるよ。」

プロの技術を正しく教わって、みんなに意識とやる気があれば必ずできる。
料理長の
力強いお言葉でした。

「前田さんの地元で開催したら、いつか埼玉とのコラボコンテストやろう
ゆくゆくは全国大会だね


全 国 大 会

楽しみです


今年から、ってというかせっかくなので週末から、着々と準備を始動します。

メッセが終わって次のステージへ。
「虹作」。いよいよ始動~☆



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